Lemmyの映画版コミュニティに、A24配信の話題作『Bugonia』を観たユーザーが感想を投稿した。階級闘争を真正面から描く社会派映画になると期待して観ていたが、終盤で「実は宇宙人でした」という展開になり、それまでの風刺が茶化されたように感じて強い怒りを覚えたという。この投稿に対し、他のユーザーからは「支配階級が現実離れしすぎて文字通り宇宙人だった、というさらに極端な比喩なのでは」との反論が寄せられ、結末の解釈をめぐって意見が分かれた。作品自体が韓国映画『Save the Green Planet!』のリメイクである点を指摘するレスもあった。
『Bugonia』はヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演の作品で、韓国映画『Save the Green Planet!』(2003)のリメイクにあたる。陰謀論に囚われた男たちが製薬会社の女性重役を「宇宙人だ」と信じて拉致する筋書きで、格差や陰謀論の風刺として観られることが多い。今回のスレで割れたのは、終盤の展開を「階級闘争というテーマを茶化す蛇足」と取るか、「支配階級の現実離れぶりを極端化した比喩の完成」と取るかという解釈の違いだった。前者はOPの立場で、後者は複数のレスが支持している。なお本作は2025年公開のA24作品で、原作の韓国映画は独裁・格差社会を題材にしたカルト的作品として知られる。スレでは触れられていないが、この元ネタを知っているかどうかで結末の受け止め方が変わりうる点は押さえておきたい。
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