自由なファームウェアLibreboot最新版、AI投稿拒否方針に賛否
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自由ソフトウェアの流儀に沿ってバイナリブロブやインテルの管理エンジン(ME)を取り除いたファームウェア配布物「Libreboot」の最新版26.10「Ominous Olive」が公開された。目玉はUEFI/EDK2への対応と、MrChromeboxのCorebootディストリビューションから233機種のChromebook向け設定を取り込んだことだ。ただしHacker Newsで注目を集めたのは新機能そのものより、リポジトリ内の文書でAI支援によるコード投稿を事実上拒む姿勢を示した点だった。これを「筋が通っている」と評価する声と、「オープンソースが取り残される」と懸念する声とに分かれ、議論が続いた。
Libreboot 26.10「Ominous Olive」がUEFIとChromebookサポートを引っさげてリリース
出典: libreboot.org / 元記事はこちら
その文書、笑えるところがいくつかあるね。あと例の『open-slopware』リストも、告発というよりソフトウェア発見リストっぽく感じる。カテゴリ分けしてくれてありがとう、という気持ちだよ。
本当にその通りだね!『AIを使えばスーパーハッカーになれると思う? 考え直せ』って論文(2025年前半のAIを扱ったもの)を根拠にしてるけど、別に自分はAI推しってわけじゃないにしても、2026年後半のAIを使ってる現状からするとちょっと的外れな気がする。当時とは別物だから。
なるほどね、そういう態度だからオープンソースプロジェクトは取り残されるんだよ。
いいね。何年か前に自分のGoogle Pixelにも MrChromebox を入れた覚えがある。今ならLibrebootが入るか確認してみよう。
PixelでLibrebootが動くようになったら、Chromebookになるなんて想定されてなかった端末にすごい第二の人生だね。
そのPixelじゃないよ。ほら、『Chromebook Pixel』っていう機種があるんだ(Wikipediaリンク)。
これはCorebootじゃなくてLibreboot。LibrebootはバイナリブロブとインテルのMEを取り除いた、自由志向のCorebootディストリビューションだよ。
だから何? 彼らのリポジトリなんだから彼らのルールだろう。文句があるならフォークしてAIを使えばいい。
笑えるのが、自分は今まさに『クランカー(AI)』にEDK2を、ここで挙がってるのとは別のChromebook向けSoCへ移植させている最中だってこと。
反AIという立場は理屈として間違っている。『入力』にこだわって『出力』を見ていないからだ。Linuxカーネルは昔から成果、つまりアウトプットを重視してきたし、それが正しい姿勢だ。リーナスもこう言っている(リンク)。アウトプットとは、コード品質と長期的なメンテナンス性のこと。アウトプットとは、正確さ・セキュリティ・性能でユーザーに応えること。『入力の純粋さ』にこだわるのは、エンジニアリングではなく信仰に基づいた政治的フィルターだ。
『ソフトウェア発見リスト』か、本当にその通りだと思う。一時期流行った『awesome-X』系のリストより出来がいいんじゃないかな。
確かにリストではあるけど、みんなが同じ使い方をするとは限らないよね!
今のところの狙いは、この『フォーク』(Gravity)を最終的にLinuxカーネル本体に取り込むことだ。Asahiプロジェクトはそれと並行して続けられる。実のところ今のLinuxカーネルはAIをかなり使っていて、lkmlへの投稿の大半に『Assisted-by: LLM』タグが付いている。
強い意見を持つ人がいるのはむしろいいことだと思う。例えば、みんながrms(リチャード・ストールマン)みたいな人間だったら世界はきつすぎるけど、それでも彼が世の中にプラスの影響を与えてきたのは事実だと思う。
大枠では同意だけど、Librebootに関してはその『うるさ型』であること自体がプロジェクトの存在意義みたいなものだと思う。プロジェクトをフォークして名前に『libre(自由)』と付けた以上、それは覚悟の表明だと個人的には受け止めてるし、その姿勢を貫いてほしい。そうでなければこの実験自体に意味がなくなる。普通のCorebootはちゃんと存在し続けてるんだから。
LibrebootはCorebootのフォークじゃないよ。『ディストリビューション』なんだ。つまり、ファームウェアイメージをビルドして配布している側で、Coreboot自体はソースコードを提供しているだけ。Corebootの公式ドキュメントにも各種ディストリビューションの一覧が載っている(リンク)。
どうしても我慢ならないなら、誰かがフォークすればいいだけの話だよ。
とはいえ、モデルを訓練する側は『餌』としてオープンソースソフトウェアをますます必要としている。なかなかの板挟みだね。
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ははは! 同じことを考えてたのは自分だけじゃなかったんだな(リンク)。
でも彼らは『自由ソフトウェア運動』の旗の下でやっているわけで、その運動の存在意義は(自由という意味での)フリーソフトウェアそのものだ。そこに政治的な条件を付けるのは、運動の理念と矛盾する。
そもそも自由ソフトウェア運動自体が政治的な運動だよ。著作権を侵害しているかもしれず、他の自由ソフトウェアの成果にただ乗りして利益を得ていて、しかも巨大テック企業に握られているツールに対して、自由ソフトウェアの担い手が強い不信感を持つのは筋が通っている。
言いたいのは『道具そのものを禁止するな』ってことで、技術的にはコンパイラの出力はコンパイラ側のプロジェクトや自動テスト基盤でちゃんとテストされている、という話。
あとPixelbookもね 🙂
この話題の背景と論点
Librebootは、Coreboot本体からバイナリブロブやIntel MEを完全に排除する方針を貫いてきた自由ソフトウェア系の派生配布物で、Coreboot本体のフォークではなく「ディストリビューション」(ビルド済みイメージの配布元)である点がスレ内でも誤解され、訂正されていた。今回の話題の核心は、UEFI/Chromebook対応という技術的な前進よりも、プロジェクトの文書がAI支援によるコード投稿を事実上拒んでいることだった。賛成派は、Linuxカーネルのような「成果物重視」の立場とは異なり「入力の純粋さ」にこだわる姿勢こそがLibrebootの存在意義だと捉え、反対派は著作権や開発速度の観点から一律のAI排除は非合理だと主張した。なお、同種の議論は他のオープンソースプロジェクト(QGISなど)でも起きており、Libreboot特有の現象ではない点は押さえておきたい。
※本記事は海外掲示板 Hacker News のスレッド「Libreboot 26.10 "Ominous Olive" released with UEFI, Chromebook support」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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