「計算力があればチェスは完全に解ける」マスク氏発言に海外で論争
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イーロン・マスク氏が「チェスは十分な計算力さえあれば完全に解ける」という趣旨の投稿をしたことをきっかけに、海外掲示板4chanの技術板「/g/」で議論が起きていた。話題の中心は、ディープブルーやAlphaZeroが人間に勝ったことと、ゲーム理論上「解かれた」ことの違いだ。チェスの局面数は宇宙の原子数を超えるとも言われ、量子コンピュータでも現実的か疑問視する声が出る一方、マスク氏個人への不信感から発言内容とは別に反発する声も見られた。
この件、/g/民はどっちが正しいと思う?十分な計算能力があればチェスは完全に解けるのか?
出典: x.com / 元記事はこちら
『完全に解ける』かと言われると、厳密に言えばNOだ。全ての手を総当たりで確かめない限り、一見悪手に見える手順が実は最善手だったという可能性を排除できない。
ただ『事実上解けている』という意味では、もうほぼ達成されている。トップクラスのAI同士はだいたいいつも引き分けになるからね。
『全部の手を確かめない限り分からない』ってことは、つまり計算力さえあれば解けるってことじゃん
それを言ったらどんな問題にも当てはまる。でも観測可能な宇宙全体を使っても、無限の計算資源とエネルギーなんて用意できないよ
ディープブルーの時点でチェスはもう解かれたと思ってた
解かれたのは囲碁の方で、チェスはまだじゃないかな
イーロンが正しいことなんて一度もない
イーロンの過去の予言で当たったやつ、誰か一つでも貼ってくれよ。IQ180の天才億万長者様なんだから簡単だろ
チェスは十分な計算力とストレージさえあれば完全に解ける
[動画リンク]
そもそも、あいつの意見なんて何であれ気にする必要あるか?
通常の8×8チェスは75手ルールと五回同一局面のルールがあるから、理論上は最大17697手まで続きうる。n×nに一般化するとPSPACE完全になるけど、だからといって個々の局面が解けないとは限らない。最適戦略を短く記述できる可能性だってある
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イーロンは正しい、それも自明なレベルで。スレ主の時間で1日前まではみんなそう思ってたはずだ。今になって反対してるのは、単に『ロケットおじさん』が言ったからってだけで、自我を保つために『いや違う!』って言わなきゃいけない気になってるだけだろ
20年前、今日イーロンが言ってるのと全く同じ主張が、チェス計算の研究コミュニティでは当たり前に受け入れられてたんだよ
連続空間上の問題もあれば、状態空間があまりに広大で、宇宙の全原子を集めてもこの方法では厳密に解くだけの計算量や容量が足りない問題もある
囲碁の方がチェスより解明が進んでないよ
ああ、量子コンピュータを使えば技術的には可能かもしれない。でも結局は正しい方程式を見つけられるかの話になって、それがとんでもなく複雑なはずだ。そもそも量子コンピュータ自体、実現がめちゃくちゃ難しいし
イーロンは正しい。チェスは有限の問題だから、十分なメモリと論理があれば全ての手を把握して解くことができる
他に何の話だってんだ。普通のPC?そんなのどうでもいい。LLM?あれはパラメータで動いてるだけだ。チェスで何か面白いことをしたいなら、チェス用のパラメータをたっぷり積んだLLMを作ればいい
この話題の背景と論点
「解けている」という言葉には実は段階がある。オセロやチェッカーのようにコンピュータが全局面を計算し尽くして必勝法を証明した「完全解決」のゲームと、AIが人間より圧倒的に強いだけで理論的な解明はされていない「実用上の制覇」は別物だ。チェスの局面数はシャノン数と呼ばれる概算で10の120乗とされ、観測可能な宇宙の原子数(約10の80乗)を大きく上回る。ディープブルーやAlphaZeroが人間を打ち負かした事実は、チェスが数学的に解かれたことを意味しない。スレでは、盤面をn×nに一般化した場合の計算複雑性(PSPACE完全)や、75手ルール・同一局面の繰り返しによる手数上限(最大17697手)といった、専門的な計算理論の話題も出ていた。マスク氏の発言は「計算力があれば理論上は解ける」という主張自体は誤りではないが、現実的に必要な計算資源が事実上無限に近いという点が、賛否の分かれ目になっている。
※本記事は海外掲示板 4chan /g/ (Technology) のスレッド「So who’s right/g/? Can chess be fully solved with enough computing power?:」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。










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