警察を監視するカメラを自作したYouTuber、自宅に警官が来訪
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あるYouTuberが、ナンバープレート自動読み取りカメラ「Flock Safety」の仕組みを模した装置を自作し、警察車両を追跡する様子を撮影して公開した。すると数日後、カナダ・オンタリオ州ピールの自宅に警官4人が訪れたという。本人は起訴されておらず、違法行為はなかったとされる。Hacker Newsのスレッドでは、「法執行機関が市民を監視するためのFlockと同じことを個人がやると、なぜ問題になるのか」というダブルスタンダード批判と、「国家には暴力の独占権があるのだから扱いが違うのは当然」という擁護論が対立し、警官の訪問を「威圧」と見るか「正当な対応」と見るかで意見が分かれた。
あるユーチューバーが『Flock』型の監視カメラを自作し、警察を逆監視したところ、警官が自宅を訪ねてきたという
出典: gizmodo.com / 元記事はこちら
誰でもこれをやっていいなら、みんなやっていいということになる。つまり、誰もやってはいけないという話だ。
どういう理屈か説明してくれる?Flockは本質的に公的機関じゃない。政府でもない。つまり民間の主体で、個人と同じように、好きな対象を好きなときに追跡しているだけだ。この人物はFlockとまったく同じことをしているのに、急に問題視されるのはダブルスタンダードに見える。
『話題になるのは地味なことよりドラマチックなことのほうがネットでは注目される』って、普通のことじゃない?
国家は暴力の独占権を持っているからね。機能している国家であれば。だから、民主的に正当化された制度の中で特別な役割を割り当てられた人たちと、普通の人とでルールが違うのは当然ってことになる。
実際に彼が警察を監視しているという事実そのものが、『俺たちは監視できない』という主張が成り立たないことを示している。警察の対応を『行動を妨げるもの』と言い換えるのは明らかに誤りだ。普通の会話を『奴隷制』と表現するのは、実際に奴隷制を経験している世界中の人々に対して失礼だ。
言葉には意味があるんだよ。
彼がやったことは違法ではなく、起訴もされていない。警官4人が自宅に来て威圧しようとしたけど、うまくいかずに帰っただけだ。
そのユーチューバーは、特典を解除するにはもっと登録者数が必要だってことを忘れてたんだろう。確か1000万人くらいだったかな。壁に飾れる記念プレートも付いてくるぞ。
政府は自国民に対して合法的に暴力を行使できる独占権を持っている。なのに逆は違法というのはどういうことなんだ?
『Flockは一般人じゃなく法執行機関が検索できる前提のものだ』というなら、どうしてロウズやホームデポが自分の敷地以外にもユニットを設置して、全国規模で検索できるんだ?
実際のところ、普通の人たちの多くが警官になるんだよ。そしてその『普通の人たち』が、理由欄に『笑』とだけ書いて無関係な人をストーキングしていた実例もある。
警察車両は見分けやすいように塗装されていて、公開情報だ。警察署の場所も公開されている。でも警官個人の自宅は公開されていない。警察官が自宅を訪ねてくるのは一種の威圧であって、軽く済ませられる話じゃない。
『市民よ、公共の場にプライバシーの期待権はない』『警官さん、あなたは公共の場でプライバシーを期待しますか?』『それは話が別だ』
これは動画の要約としてよくできてないな。
警官も他の誰とも同じく『合理的なプライバシーの期待権』は持っていない。それを踏まえると、警官は普通の人と同じ扱いを受けているにすぎない。俺が見たのは、警察が法律を勝手に作り上げて、それに従わせようと人を威圧している姿だ。今回が初めてじゃないだろうけど。
それこそユーチューバーが示したかったことだ。Flockカメラの法的根拠は、誰かがその場に座ってナンバープレートを書き留めているのと同じ、という理屈に基づいている。
『合理的なプライバシーの期待権』とストーキングやハラスメントの境界線は、時に微妙だ。ただ今回のケースでは関係ない。裁判所は警察官を守る方向にかなり高いハードルを設けているからね。
記録すること自体は許されていても、そのデータを後からどう使うかは別問題だ。例えば犯罪者がそのデータを使って犯罪を助けるような場合とか。
Flockは、法執行機関がそのデータを犯罪目的で悪用した場合、同じように責任を負うのか?追記:Flockはカリフォルニア州法に違反して、外部のパートナーにカリフォルニアで収集したデータへの不正アクセスを許していた。
それって『銃は合法だけど、その後の使い方が違法になることもある』って言ってるのと同じじゃない?
去年アメリカでは、殺人事件が約1万2000件起きた一方で、警察との接触で死亡した民間人は191人だった。
『Flockカメラのせいで何百人もが不必要に追跡され殺されている』って、出典は?
『Wazeのようなアプリを使った人たちによって警官が追跡され殺された』なんてことは、100%起きていない。
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ここでの警察批判は、プライバシーの議論とは別軸の話だと思う。プライバシーの問題は全員に関わる。もし任意のナンバープレートをリアルタイムで検索できる公開トラッカーがあったら、ストーカー被害者が感じる危険と恐怖を想像してみてほしい。
それって、今まさに警察がやっていることそのものじゃない?
ストーカーの正体が、Flockにアクセスできる警官自身だったときの危険と恐怖を想像してみてほしい。
実際、いくつもある。一例を挙げるとジョージア州の保安官補が関わったとされる事件の報道がある。
それはFlockカメラの悪用事例の話で、今回の件とは関係ないよ。
警察の様子を記録して公表することには、一定の公共性がある(例えば、給料をもらっている間ちゃんと仕事をしていたかどうかを示せる、など)。罪に問われていない一般市民については、それと同じ公共性は、少なくとも弱い。
俺たち全員が大規模監視や権威主義を容認していると、なぜ決めつけるんだ?合理主義者(ラショナリスト)なのか?
そんな決めつけはしていないし、ちゃんと読めば俺の考えははっきり書いてある。自分が想像した『俺はこういう人間に違いない』というエコーに付き合わせないで、話題そのものに向き合ってくれ。
この話題の背景と論点
Flock Safetyは全米の自治体・警察に広く導入されているナンバープレート自動読み取り(ALPR)カメラで、検索結果を関係機関で共有できる仕組みが監視範囲の広さから以前から問題視されてきた。今回の一件が注目されたのは、その仕組みを個人が「逆向きに」使って警察車両を追跡した場合に何が起こるかを可視化した点にある。スレッドで最後まで割れたのは、同じ監視行為でも主体が「私的」か「公的」かで扱いが変わるべきかという一点で、国家の強制力を特別視する擁護論と、対応の非対称性を問題視する批判論が折り合わなかった。なお一件はカナダで起きており、議論中に出てくる米国の殺人件数や警察による死者数の統計は別データからの引用で、この事件そのものの数字ではない点は読み違えやすい。
※本記事は海外掲示板 Hacker News のスレッド「YouTuber Says Cops Visited Him After He Built a Flock-Style Camera to Track Cops」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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