ヤシ油ジェット燃料、灯油と同等の効率 米Hacker Newsで賛否分かれる
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小型ジェットエンジンでの試験で、通常燃料とブレンドしたヤシ油が灯油(ケロシン)並みの効率を示したという記事が、海外掲示板Hacker Newsで話題になっていた。
化石燃料からの脱却として歓迎する声がある一方、「パーム油以上の環境破壊になる」「そもそもスケールしない」といった懐疑論も噴出。話は農家の貧困論争や、航空機課税・高速鉄道による代替案にまで広がっていった。
ヤシ油ジェット燃料、エンジン試験で灯油と同等の効率を記録
出典: studyfinds.com / 元記事はこちら
これは全然すごくない。スケールしないし、「化石燃料は掘り出さずに地中に残す」という本来やるべきことを、みんなが無視する言い訳になるだけだ。航空業界はまともな地球環境政策とはほぼ両立しない。
化石燃料をバイオ燃料に置き換えるなんて、世界の半分を飢えさせてその食料を燃料に回さない限り無理な話だ。
貧しい人たちを、彼らを貧しくした原因になっている行為に留まらせるのは良くないことじゃないか? そもそも米国の農家が貧しいというのも事実とはかなり違う(世帯収入の中央値は一般より約3割高い)。この発想自体、もう100年くらい前のものだ。
「米国の農家が貧しいというのは事実と違う(世帯収入は一般より3割高い)」というけど、多くの農家は農作業以外に本業を持っている。それに農場を所有していない農場労働者もいて、そっちは貧しい傾向にある。
「貧しい人たちに、彼らを貧しくした行為を続けさせるのは良くないことか?」というなら、農家に「コードを学べ」とでも言うのか? 残念ながらClaudeにジャガイモを育てろとは頼めない。まあ「できません」と答えるだけで同じくらい水と燃料を使ってそうだけど。
ひまわり油と同じくらい中間的な性能。ただ彼らが狙っているのは廃棄物の活用と、低エネルギーで済む変換プロセスの方だ。
ヤシ油の使い道として本当にジェット燃料がベストなのか? 機械よりも人間に直接関わる用途、潤滑油とか食品の原料とかの方が向いてる気がするけど。
「実質的に、貧しい農村地域を支えるための富の移転になっている」というのは疑わしい。恩恵を受けているのは特許や企業を持っている側の方だろう。
遺伝子組み換え作物に反対する人たちは、同じ役割を果たすために品種改良で作った超高効率のヤシの実とか、別の植物にも反対するのかな?
でもどのくらいの規模でできるんだ? 代替になるほどの量には到底届かないと思う。上の人が言ってた通り、エタノール用のトウモロコシも所詮は添加剤止まりで、それを使わない燃料を見つけるのも簡単だ。まやかしで、化石燃料の代替には程遠い。
空の旅や長距離移動への最善の解決策は、できる限り減らすことだ。つまり娯楽(観光)目的の移動をやめること。プライベートジェットも含めて大幅な課税のような対策が必要。
つまり観光旅行は貧困層や中間層はダメで、富裕層だけOKってこと? 貧困層・中間層への観光収入もなし? これは上位0.1%だけが得する政策だ。
電化された高速鉄道がこれを解決する。飛行機は大陸間移動用に残せばいい。プライベートジェットは科学・医療などの非贅沢・非個人的用途を除いて存在すべきじゃない。旅行や観光はこれからもなくならないし、なくなるべきでもないと思う。炭素税でも法律でも、必要なことは何でもやればいい。
ヤシの木1本にヤシの実はいくつなって、ケロシンを世界的に置き換えるにはヤシの実が何トン要るんだ? 脱炭素化には100%賛成だ。ちなみにエネルギー保存則はヤシ油ベースのエネルギーにも当然適用される。ヴァーツラフ・スミルは著書で、我々はもっと消費を減らすべきだと書いている。安い週末旅行のチケットがあまりに多くて…もう誘惑に抗うのはほぼ不可能。年間50億人が飛行機で移動しているんだぞ…
ヴァーツラフ・スミルは再生可能エネルギーの見通しを盛大に外してきた人だから、その世界観はかなり眉唾で見た方がいい。
電動飛行機の記事を最近見たな、なかなか良かった。掘り起こしてくる。燃料費わずか5ドルとか。
食品コストの多くは食品廃棄と利便性(冷蔵輸送、季節外れの作物とか)のせいだ。物流や消費者の好みによる食品廃棄はもう十分に多い。
いや、これがケロシンを置き換えるなんて誰も言ってない。少なくともこの段階では。
「脱石油社会で、地球と共存しようとするなら大量航空輸送に居場所はないと思う」 同感じゃないけど、だからといって脱炭素化の可能性あるブレイクスルーを祝うのをやめたりはしないよ。
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でもお金の目的はまさに、選択に使うための通貨であることだ。前にも書いた通り、外部性はコストとして課金できるし、たぶんそれが対処法だろう。「汚したら払う」、そうやってお金を得て投資に回す、特にマイナス面のある活動にも。
全員に同額を課税しろとは言ってない。痛い額にすればいい。エリートには1フライトあたり100万ドル課税とか。それと、観光収入なんていらない。あれは汚い金だ。
気になるんだけど、その高速鉄道ってどのくらいの速度を想定してる?
最近乗った高速鉄道は中国の「復興号」で時速約320km。もっと速くできるならどんどん速くすればいい。上海のリニアは時速約420kmまで出せる。日本の新幹線は最高時速約320km(TGVの約300kmよりやや上)。
「〜以外は存在すべきじゃない」というけど、外部性にはコストを負わせることができる。
この話題の背景と論点
航空業界は世界で1日約100万トンのジェット燃料を消費しており、脱炭素化に向けて持続可能な航空燃料(SAF)開発が各国で進められている。今回話題になったのは商用化された燃料ではなく、通常燃料とヤシ油(ココナッツオイル)をブレンドし小型のマイクロジェットエンジンで灯油並みの効率を確認した、あくまで初期段階の試験結果である点に注意したい。スレで意見が割れたのは主に、供給量・コスト面でケロシンを代替できるスケールに達するかという実現可能性の議論と、原料生産が広がった場合にパーム油同様の森林破壊を招くのではという環境負荷の懸念、さらに空の旅そのものを課税や高速鉄道で抑制すべきかという是非である。なお本文中でも触れられている通り、この技術がケロシンを全面的に置き換えると主張している研究者はおらず、あくまで代替燃料の候補の一つに過ぎない。また農家の所得を巡る対立は米国の統計に基づくもので、途上国のヤシ栽培農家の実態とは直接結びつかない点も見落とされやすい。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Coconut Oil Jet Fuel Matches Kerosene’s Efficiency in Engine Tests」より抜粋・要約して構成しています。






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