【海外の反応】携帯のデータを消去し起訴された米国人、「プライバシーの危機」と主張
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入国審査で携帯電話の提出を求められる前にデータを消去したとして起訴された米国人サミュエル・タニックさんについて、ニューヨーク・タイムズの記事がLemmyのtechnologyコミュニティで話題になっていた。
スレッドでは、米国境から100マイル以内なら令状なしで携帯を捜索できるとされる制度や、緊急消去用パスワード・GrapheneOSの「デュレス」機能をどこまで安全に使えるかを巡って意見が交わされた。捜査開始後にデータを消せば違法になり得る一方、事前の備えなら合法という線引きの曖昧さに、参加者の受け止め方は分かれていた。
自分の携帯のデータを消去した米国市民、起訴されプライバシーが脅かされていると主張
この話題の背景と論点
サミュエル・タニックさんの起訴は、米国の国境例外(border search exception)と呼ばれる制度に基づいている。米最高裁判例上、税関・国境警備局は国境地点(実際には海岸線や国際空港を含む沿岸100マイル圏)であれば、原則として令状なしに携帯電話などの所持品を捜索できるとされてきた。今回争点になっているのは、この権限を前提に「捜索を求められる前に自発的にデータを消去する行為」が証拠隠滅にあたるかどうかという、比較的新しい法解釈の領域である。
スレでは、消去のタイミング次第で合法・違法が分かれるという線引き自体への評価が割れていた。「進行中の捜査を察知した上での消去は違法、事前の備えなら合法」という理解に一定の同意がありつつも、その境界が曖昧で立証も難しいことへの不満、そして国境検問という特殊な管轄では通常の令状主義がほぼ及ばない現実への諦観が併存していた。
読者が見落としやすいのは、緊急消去(デュレス)パスワードの所持自体は違法ではなく、PINの黙秘には修正第5条の保護が及び得る点、そして国境100マイル圏には米国人口の大半が実質的に含まれるという事実だ。これらは記事本文には明記されていない前提知識である。
出典: nytimes.com / 元記事はこちら
これは面白い疑問だ。アクセスを求められた後に消去するのが違法なら、求められることを見越して事前に消去するのも違法なのか?つまり旅行するには連邦政府に全ての個人アカウントへのアクセスを事実上義務付けられているということなのか?
本当にそう。消去して『新しい端末なので』とでも言えばいい。必要なら後でデータを戻せばいい。信頼できる場所か人を見つければ、本当に必要になったときにデータを取り戻せるはず。
自分の理解では、捜査が行われると知っていて消去したなら違法。でも『知っていた』ことを証明するのは大変だろうね。
進行中の捜査の最中でなければ違法にはならない。そこが問題。この人はうまくやったつもりが捕まった。捜査に来られて記録を一斉に消し始めたら、それは深刻な問題になる。
陪審の無罪評決(ジュリー・ナリフィケーション)というものがあるのには理由がある。
単純に教えなければいい。
『本当に忘れた場合どうなるか』について。ここでの脅しは『コードを教えないなら端末を没収して、こちらの好きなときにハッキングする』というものだったはず。
頭部外傷でも負わない限り、24時間拘束された後に『パスコードを解除できない』なんて誰も信じない。おそらく意図的な消去として扱われる。
拘束されたトラウマで思い出せなくなった、という言い分もあり得るのでは?結局それを証明するのは検察側の仕事のはずだよね?
それなら『間違えて緊急消去用(デュレス)パスワードを入力してしまった』とも主張できる。
アメリカの大半では、税関・国境警備が令状なしで携帯を捜索するのは合法。『国境』の定義が入国地点から100マイル以内とされているから。つまり海岸線全域や国際空港がすべて含まれる。
残念ながら国境での入国審査だからね。その管轄では捜索についてほぼ何でもできる。『違法捜索だった』という主張では逃げ切れない。まだ逃げ道はあるけど、あまり見込みは高くない。
『自由』ね、笑える。人口あたりの受刑者数、また言ってみようか?
『一般市民が旅行のたびに法律を詳しく知っている必要はない』という点、それがなし崩しになっていく。残念だけど、彼は私たちに教訓を残す殉教者になるんだろう。
いや違う。セキュリティ関連のソフトを作って配布するなら、利用者の安全を考慮すべき。脅威モデルにはまさにこういう状況が含まれていて当然だし、『合理的否認可能性』のような原則を理解して実装できるだけの知識は持つべきだ。
起訴はされるだろうけど、勝てる見込みはかなり高くなる。緊急消去用の設定やパスワードを持っていること自体は違法じゃない。そのPINコードについて黙秘権(修正第5条)を行使すれば、向こうには立つ瀬がないと思う。
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自分の理解では『たった』海岸・国境から100マイルなんだけど、それが結局主要な人口密集地のほとんどを含んでしまうんだよね。
問題は、GrapheneOSは緊急消去コードを受け取ると『今まさに消去中です』とはっきり分かるように表示すること。そこが間抜けなポイント。
それは法廷で争う材料にはなるけど、残念ながら通用しないと思う。
※本記事は5ch(Lemmy c/technology)スレッド「U.S. Citizen Who Deleted Phone’s Data Says His Prosecution Puts Privacy at Risk」より抜粋・要約して構成しています。






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