『デューン』バトラーの聖戦は人間対機械か、海外オタクが論争
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Hacker Newsで、SF小説『デューン』シリーズに登場する人類対思考機械の大戦争「バトラーの聖戦」について議論が交わされていた。きっかけはDune Fandom Wikiの解説記事で、原作者フランク・ハーバートの全6作では聖戦の経緯がほとんど描かれず、詳細は息子ブライアン・ハーバートとケヴィン・J・アンダーソンによる前日譚シリーズで補完されている。スレでは「この戦争は本当に人間対機械なのか、それとも機械を操る人間同士の争いなのか」という解釈が割れ、前日譚を正典と見るかどうかでも意見が分かれた。
バトラーの聖戦
出典: dune.fandom.com / 元記事はこちら
ハーバートは『人間であることの本質は、個人としても種としても未知の進化可能性に対して”オープンエンド”であることだ』と考えていたように思う。本当にその通りだ。
原作では人間対機械の構図なの? 現実世界だと、どう見ても『人間+機械』対『人間(たぶん一部機械も混じる)』になりそうだけど。
>>6 原作小説は聖戦が終わってから数千年後の時点から始まるんだよ……でも後から出た前日譚シリーズでは、シリーズのガチ勢向けにちゃんと描かれてる。
でも最後の作品では、ダンカンは『人間と機械は融合するしかない』という結論に行き着くんだよね。
>>7 千年もの停止期間を挟んでるからね……一世代でいきなり完全融合に突っ込んだわけじゃない。
>>7 それって『チャプターハウス』の話? それともKJA(ケヴィン・J・アンダーソン)の本の話?
それはそれとして、俺はずっとヴェンポート派だったな。
これ、いつか『フィクションじゃなくて予言だった』って言われる日が来そうだな。
イアン・M・バンクスのSFにも、AIを一掃しなきゃいけなくなる話があるよ。
関連する話題が6月にもあったよ。『デューンのバトラーの聖戦とAIの未来』ってスレ(リンクあり)。
デューンの話からはちょっと外れるけど、今週のエコノミストにこんな記事があって……それで『新しい太陽の書』を思い出した。半人半怪物の生き物なんて非現実的だと思う? あと数千年経てばわからないよ。優れたSFって本当に先を見通してるよな。
今読んでも全然古臭く感じない、数少ないSFのストーリーラインの一つだよな。
これ、HNでは一日に最低5回は話題に出てる気がする。
>>16 だったら的を射てるってことだよ。HNで話題になるのは『今まさに重要なこと』か、『5〜10年後に重要になりそうな、誰かが自宅で作ってるもの』のどちらかが多いから。
>>2 これ、1作目からの引用じゃないよね?
>>17 1作目だよ。各章の冒頭にある引用(エピグラフ)の一つから。
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>>3 同じ話を読んでるのか怪しいな。事の発端となった時点では、テクノクラートのサイボーグ(タイタン)たちはすでに機械の指導者に従属させられていて、そのAIを人間が制御してるわけじゃないよ。
>>18 実際、別の話を読んでるんだよ。それはブライアン・ハーバートとKJAが書いた本の話で、フランク・ハーバート本人の作品よりもかなり通俗的(パルプ)なデューン解釈になってる。
>>18 古くからのデューンファンの多くは、抽象的に語るときはあの本群を正典として扱わない。フランク・ハーバートには『聖戦とは何か、何を意味するか』という独自のビジョンがあって、実際の本での描写はかなり素朴なものだったんだ。
>>18 2000年以降に出た本をたくさん読んでるんじゃないかな。個人的には、オリジナルの4〜5作を見ると『人間対機械』じゃなく『人間対人間』だと強く示唆されてると思う。
>>19 でも僕らの出力だって偏ってるよね? 完全に一貫してはいなくても、選択の多くは予測可能だ。それを僕らは『個性』と呼んでるだけで。
>>34 確かに偏ってる。でも人間を『訓練』するのに必要なコストはごくわずかだ。実際、このコメントを打ってる間にも、何千人ものユニークな『事前学習済み』の人間が誕生してる! チャットボットに比べて、自然な多様性がかなり確保されてるってことだよ。
>>20 その『後から出た本』『前日譚』はフランク・ハーバート本人が書いたものじゃなくて、息子のブライアンとSF作家ケヴィン・J・アンダーソンが書いたものだよ。クリストファー・トールキンが父親のノートを編集したような話とは違って、原作とは共通点のない完全に別物のシリーズなんだ。
この話題の背景と論点
『デューン』で「バトラーの聖戦」は、現在の物語の数千年前に起きた出来事として、フランク・ハーバート本人による全6作ではほとんど詳細が描かれない。その経緯を具体的に描いたのは、死後に息子ブライアン・ハーバートとSF作家ケヴィン・J・アンダーソンが書いた前日譚シリーズで、そこでは人類に反乱したAI「オムニウス」にテクノクラートのサイボーグ(タイタン)が従属させられる展開が描かれる。スレで意見が割れたのは、この前日譚をどこまで正典として扱うかという点で、長年のファンほど原作との温度差を指摘していた。なお同テーマは今年6月にもHNで取り上げられており、AIと人類の関係を考える際に繰り返し参照される作品であることが伺える。
※本記事は海外掲示板 Hacker News のスレッド「Butlerian Jihad」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。
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