【海外の反応】英学校荒廃の訴えが一転「もうミシシッピ州並みに貧しい」経済論争に
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Lemmyのc/asklemmyに「イギリスの学校はなぜこんなに荒れたのか」という投稿が立った。教員不足や設備の縮小、非行の増加が指摘される一方で、校則違反には妙に厳しいという違和感が語られていた。ところが議論は学校そのものよりイギリス経済の現状へと移っていく。「イギリスはもうアメリカのミシシッピ州並みに貧しい」という指摘をきっかけに、乳児死亡率や平均寿命、GDPの中身を持ち出した反論合戦が始まり、学校問題の背景としての「予算不足」説もその中で語られた。
いやミシシッピ州ほど貧しくはないでしょ(笑)。地域の物価や医療費みたいな必須出費を調整すれば、イギリスの実質的な購買力や生活水準はミシシッピ州より普通に高い。乳児死亡率はイギリスが1000人あたり4人、ミシシッピ州は10人。平均寿命はイギリスが81歳、ミシシッピ州は71歳。ミシシッピ州のGDPのかなりの部分は連邦からの補助金だし。
イギリスがこの水準まで落ちてきたのはつい最近の話。ミシシッピ州はずっと前からこんなに貧しい。
そうだね、でもイギリスには世界トップ10の大学が4校もあるし、米中に次ぐ世界3位のテック産業規模もある。ニューヨークに次ぐ世界2位の金融ハブでもある。1人当たりGDPだけ見ても意味がない。イギリスの人口は7000万人、ミシシッピ州は300万人なんだから。
それにミシシッピ州だって昔からずっと貧しかったわけじゃない。綿花産業の時代には大金持ちになった人もいた。その産業が価値を失うと、金持ちは金を持って出て行った。ロンドンから出て行く人はいないけど、イギリスのそれ以外の地域はどうかな? 国民の生産力に投資する必要があるよ。
一言で言えば予算不足。単純な話だよ。学校運営には金がかかる。物を買ったり人に給料を払ったりする金が足りなければ、どこかを削るしかない。削れる部分には限界があって、それを超えると質が落ちる。
お前の国はここ最近の金融危機のたびに緊縮財政で対応してきた。EUを離脱したのも経済的には損だった。お前の国は今やアメリカのミシシッピ州並みに貧しい、それってかなりヤバいことだよ。
つまり学校の問題は主に財政の問題だと思ってるってこと? 説明してもらえる?
この話題の背景と論点
この論争の発端は、イギリスでしばしば引用される「生活水準がアメリカのミシシッピ州並みに落ちた」という指摘で、2008年の金融危機後に続いた緊縮財政路線や、EU離脱後の生産性の伸び悩みを背景に語られることが多い論点だ。スレで割れたのは、GDPや平均所得だけで「貧しさ」を測ることの是非で、反論側は人口規模の違いや、大学・金融・テック産業の集積を根拠に反発した。学校の資金不足という当初の論点は、この経済論争の傍らで一言触れられるにとどまり、具体的な政策や数字までは詰められていない。読者が誤解しやすいのは、「ミシシッピ州並み」という表現が国全体の平均値についての話であり、ロンドンなど一部地域の繁栄とは別軸で語られている点だ。
※本記事は海外掲示板 Lemmy c/asklemmy のスレッド「How have UK schools got so bad?」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。
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