英ロンドンの排ガス規制、子供の肺の回復に科学者「仰天」
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ロンドンの超低排出ゾーン(ULEZ)導入後、子供たちの肺機能が回復したとするBBCの記事が海外掲示板Hacker Newsで話題になった。
記事中の「仰天した」という見出し表現の妥当性から、幹線道路近くに住むことのリスク、EVと内燃機関車のどちらが大気汚染的にマシか、家庭用空気清浄機の効果まで、話は多方面に広がった。
超低排出ゾーンで子供たちの肺の回復に科学者ら仰天
出典: bbc.com / 元記事はこちら
18~19世紀の医者は『空気を変える』ことを処方していたものだ。今でもそうすべきかもしれない。
自動車の大気汚染を研究している友人がいるんだが、要するに幹線道路から3分の1マイル(約500m)以内には住まない方がいいらしい。汚染の減衰はかなり急だが、その圏内には入りたくないところだ。
自分の場合は逆だった。田舎に住んでいたときは花粉症/喘息がひどく、都会に来てからはずっと少ない。
これは科学者の直接の発言の引用だ。『最初に結果を見たときは本当に仰天した』とロンドン大学クイーン・メアリー校のクリス・グリフィス教授(この研究の筆頭著者の一人)はBBCに語っている。
科学者が『仰天』していいのは結果が5シグマの偏差を超えたときだけだよ
公平に言うと、BBCは科学的な素養がある層ではなく一般大衆向けだからね(BBCをディスってるわけじゃない)。『驚いた』より『仰天』の方がクリックを稼げるんだろう。
ULEZは喘息の引き金になるNO2を大幅に削減した。心臓関連の救急搬送も減らしたようだ。ソース:https://www.bbc.com/news/articles/c75q9d2pqyeo
https://www.theguardian.com/environment/2026/jun/12/emergenc…
もう10年以上ロンドンに住んでいないけど、あの黒い鼻水って地下鉄(チューブ)のせいだとばかり思ってた。違うの?
個人的な話だけど、自分も似た感じ。吸入器は使ってないけど、2015年頃にロンドンに行ったときは鼻をかむと1週間真っ黒だったのに、2024年に戻ったらすっかり平気だった!
無意味な反知性主義だ。何かが真実だと『信じる』ことと、それが真実だと『証明』して効果を測定することの間には大きな違いがある。前者はただの感覚、後者は政策を動かせる。
大半はブレーキダストだと思う。電気自動車は重いけど、ブレーキパッドの代わりに回生ブレーキを主に使えるといい面もある。路面の振動(や摩耗?)は車軸にかかる重量の4乗に比例する傾向があるので、(元々重い)電気自動車には不利になりがちだが、貨物車はさらにひどい。
でもロンドンの地下鉄(チューブ)は桁違いの粉塵汚染を出すし、バスは重量のせいで道路を(つまり汚染を)3万倍(本当に3万倍)も傷める。
問題は道路そのものじゃない。車とトラックが問題なんだ。もしその道路が歩行者や自転車の人でいっぱいだったら、道路沿いに住むことの健康被害は一晩で消えるだろう。
それよりまず、都市部だけでなく国全体でまともな公共交通機関と電気自動車を支える充電網を整備する方が先だと思う。みんながみんな都市に住んでいるわけじゃないんだから。
ロンドンも最近は安全な自転車ルートの整備に力を入れている。数週間おきにロンドンに行くけど、中心部に用があるときはチューブの代わりにサンタンデールのレンタサイクルをよく使う。まあロンドンのほとんどのエリアでは、だけど(ケンジントン&チェルシー王室特別区、お前のことだぞ)
それだとブレーキとタイヤの粒子問題は解決しないな……鉄道ならもしかして解決するかも?
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『CO2やVOCを締め出す』というのは、(浄化されていようがいまいが)換気量が増えることで、家の中で発生したCO2が速やかに外に出て行く(屋外と平衡する)のを助けている、という意味だと思うんだけど。文字通り『CO2を締め出す』のはずっと難しくて高くつく話になる。
PM2.5の平均濃度が5μg/m³を下回ると、健康への改善効果はもう測定できなくなる。50倍の削減が意味を持つには、汚染レベルが250μg/m³の地域に住んでいる必要があって、それは地球上のごく一部の不運な場所にしかない極端なレベルだ。5~10倍の削減ならほぼどこでも妥当な範囲。
VOCを除去するための活性炭は入ってる?
記事を読め。『Stunned』は科学者本人が実際に使った言葉だ。
この話題の背景と論点
ロンドンのULEZ(超低排出ゾーン)は2019年に中心部で導入後、2021年・2023年と段階的に対象エリアを拡大し、非適合車から通行料を徴収する制度で、NO2など排ガス低減を目的としている。今回話題のクイーン・メアリー大学の研究は、導入前後で沿道の子供たちの肺機能の伸びを比較したもので、単なる感想ではなく研究者本人が「仰天」と直接語った点が確認されている。スレで割れたのは、見出し表現の誇張度への評価と、EVが本当に大気質改善に資するかという点で、ブレーキ・タイヤ・道路粉塵など非排気系の粒子はEVでも(車重ゆえにむしろ)発生し続けることが指摘されていた。見落とされがちなのは、この研究が「幹線道路の交通量そのもの」ではなく車由来の汚染物質に着目している点、またPM2.5は一定濃度を下回ると健康改善効果が測定困難になるなど、削減率の大きさだけでは効果の大きさを判断できない点である。空気清浄機の効果比較も、絶対濃度が低い環境ではその恩恵が相対的に小さくなることに注意が要る。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Scientists stunned by children’s lung recovery in ultra low emission zone」より抜粋・要約して構成しています。






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