「管理職に3度昇進→毎回辞めた」 海外エンジニアが語る出世の限界
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「能力の限界まで昇進すると、そこで出世が止まる」とするピーターの法則をテーマにした記事に、Hacker Newsで数十件のコメントが付いた。管理職に3度昇進したが、そのたびに「自分は偽物だ」と感じて辞め、今はIC(現場の技術者)として留まっているという投稿者の体験談が目を引いた。一方で、同じ現象を説明する枠組みとして「ディルバートの法則」や「ガーヴェイスの法則」を挙げる声もあり、どの理論が実態に近いかで意見が分かれた。
ピーターの法則、その後はどうなるのか
出典: aworkinglibrary.com / 元記事はこちら
これまで3回、EM(エンジニアリングマネージャー)/テックリードに昇進した。そのたびに自分でも会社に対しても「偽物」のような気がして、結局すぐ辞めてしまった。今はもうICとして腰を据えている。周りからどう見られていようと関係ない。マネジメント業務を2割くらい持ちつつICでいるのが自分には一番ちょうどいいとわかった。これでもう出世の限界に振り回されることはない:)
その後は人によって伸びるか沈むかが決まる。学び続けられるかどうか、あるいは本人の学習能力そのものが限界に達しているかどうかの問題だ。
面白いのが、自分が見てきた中で唯一「昇進した役職が自分に向いていない」とすぐ気づいて早々に身を引いた人の名前が、まさに「ピーター」だったこと。
内容はさておき、このサイトのデザインが他のサイトよりずっと読みやすくて、ちょっと驚いた。
ピーターの法則と、不正な働き方による出世を無理に結びつけても、それぞれ単体で語るより新しい発見があるとは思えない。かなり無理やりくっつけた感じがする。
いいね。自分もよくこういうアドバイスをする。インポスター症候群の原因は、実際に「偽物」が存在しているケースが多いということ。ただ、それは大抵"あなた自身"じゃない。
これ、ガーヴェイスの法則にすごく似ている気がする。限界に達したマネージャーは、あの分類で言う「クルーレス(無自覚)層」そのものだ。
(>>21への返信)補足すると、ピーターの法則の方がガーヴェイスの法則よりずっと先に生まれている。むしろガーヴェイスの法則はピーターの法則の言い換えに近いと言った方が正確だと思う。
「違法」という言葉がよく出てくるけど、実際に職場で違法行為をしている人なんてそこまで多くないんじゃないか。
(>>22への返信)大きな組織では「軽度の違法行為」と呼べるようなことがたくさん起きている。つまり建前上は違法だけど、自分に言い訳が立つ範囲なら見て見ぬふりをする、というようなものだ。
(>>22への返信)「違法」という言葉は記事中に一度しか出てこなくて、しかも「非倫理的」とセットで使われているだけ。それが記事の主要な論点だとは思えない。
それでも自分は、ディルバートの法則の方が実態に近いと思う。大半の人はそもそも大した能力を持っていないというやつだ。
(本題とは関係ないけど)
(>>24への返信)いい話ではあるけど厳密な研究ではない。著者の一人は確か学術畑の人だったはずで、だからこそアカデミアの世界に当てはまりやすいのかもしれない。あと、著者はワシントン州立大学(WSU)で働いていたと聞いたから、特にそこでの話に当てはまる部分が大きいんじゃないかな。
(>>2への返信)うわ、全体的にかなり不健全な環境だったみたいだな。自分もバーンアウトは経験したことがあるけど、仕事が原因で死ぬというのはかなり極端な話に聞こえる。
(>>25への返信)元の投稿者は、死因が仕事だと結構大きな前提を置いているように見える。実際には仕事以外にも理由はいろいろあったかもしれないのに(仕事もその一因だったとしても)。
(>>3への返信)あの引用がマネジメントと関係しているなんて思ったことがなかった。どうしてそう思うの?元ネタはここにある: https://guykawasaki.com/the_art_of_recr-2/
(>>26への返信)誰を採用するかという話である以上、普通にマネジメントの意思決定についての話だと思うけど。あなたの解釈はどうなの?マネジメント以外の何に結びつけているの?
(>>4への返信)全く別の職種だとは思うけど、エンジニアリングマネージャーをやるには、エンジニアとしての経験がある方が有利だと思う。逆(マネージャー経験がエンジニアに有利)よりもその傾向は強い。
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(>>11への返信)能力には「学ぶ能力」も含まれる。昇進した仕事がやり方を学べるものなら、学んで身につければ次の昇進につながる。学んでも身につけられない役職に達した時だけ、昇進が止まるんだと思う。
(>>38への返信)昇進にはもっと色々な要素が絡んでくる。能力は本人の話だけど、組織側の競争力の問題もある。すべての会社が、全員の野心を満たせるだけの昇進先を用意できるわけじゃない。
(>>11への返信)問題は、昇進が単に難しい仕事をもたらすだけじゃなく、畑違いの責任まで背負わせてくる場合だ。
(>>19への返信)なぜ大学に戻ることが助けになるんだろう?もう実務に入って自分の価値を証明しているんだから、資格なんて今さら必要ないはず。独学で外から見てきた自分としては、いつも気になっていた。一部の人にとっては、独学よりも大学のような環境の方が実際に学習効率が上がるものなんだろうか?
(>>19への返信)大抵(全部?)の仕事では、同じポジションのままだと物価調整以外で給料は上がらない。もっと稼ぎたければ昇進するか転職するしかない。でも昇進すると、自分が得意で楽しんでいた仕事から離れていく。気づけば休暇申請の処理や人事システムの操作をする日々になっている。
(>>30への返信)自分はテックリードとプロダクトマネージャーが他のメンバーと対等な立場にいるチームで働いたことがある。全員がチームの上にいる一人のマネージャーに報告する形だった。自分のキャリアの中でも特にパフォーマンスの高いチームだった。フラットな組織でも意思決定のための取り決めやプロセスを整えておいて、最終的な判断はビジネス側(PM)がする、というやり方だ。
(>>36への返信)上で出ている反論は、「新しい役職をうまくやれなくなるまで昇進する」のではなく、「次の役職を十分にうまくやれるようになった時点で初めて昇進する」というものだ。
(>>46への返信)関連はしているけど、それぞれ焦点が違うと思う。ガーヴェイスの法則は「ルーザー」「クルーレス」「ソシオパス」(特に後者に重点)について語るもので、これはピーターの法則が扱う範囲じゃない。ピーターの法則が扱っているのは、ガーヴェイスの法則で言うところの「クルーレス」にあたる部分が中心だと思う。
(>>52への返信)「エンジニア的思考」が、他の問題解決が必要な仕事と何が違うんだろう?自分の経験では、「エンジニア」という唯一経験した役職にこだわりすぎる人ほど、柔軟性と好奇心の欠如のせいでマネジメントしづらい。皮肉なものだよね。
この話題の背景と論点
「ピーターの法則」は1969年にローレンス・ピーターが提唱した概念で、人は現在の役職での評価によって昇進を続け、最終的に本人の能力を超えた役職に達した時点で昇進が止まるとする説。元記事はその「止まった後」に何が起きるかを論じている。スレではこれと似た枠組みとして、無能な人材を実務から遠ざけるために管理職へ上げるという風刺の「ディルバートの法則」、米ドラマ「The Office」を題材に組織内の人間を「ルーザー」「クルーレス」「ソシオパス」に分類する「ガーヴェイスの法則」が挙がり、三者の射程の違いを整理するレスが相次いだ。昇進と能力の関係を単一の法則で説明しようとする議論には、業種や組織文化による差が大きいという留保も必要だろう。
※本記事は海外掲示板 Hacker News のスレッド「Petered」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。
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