「人気が出たら劣化するのでは」分散型SNS Lemmyで議論
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海外の分散型SNS「Lemmy」のコミュニティで、「もしLemmyが人気になったら、TwitterやRedditのように運営の都合でサービスが劣化する『エンシットフィケーション』が起きるのでは」という疑問が投げかけられた。これに対し多くのユーザーは、Lemmyが中央集権型ではなく分散型(フェディバース)であることを根拠に、「気に入らなければ自分で新しいインスタンスを立てればいい」「悪質なインスタンスはブロックすればいい」と楽観的な見方を示した。一方で、カルマ制度の悪用やモデレーターの不在、特定インスタンスの肥大化を懸念する声もあり、分散型だから安心とは言い切れないという指摘も出ていた。
この話題の背景と論点
「エンシットフィケーション」はSF作家コリー・ドクトロウが提唱した言葉で、プラットフォームが普及した後に株主や広告主の都合を優先し、徐々に使い勝手を落としていく現象を指す。Twitter(X)やRedditの広告増加やサードパーティ制限がよく例に挙げられる。Lemmyが採用するActivityPubという分散プロトコルでは単一企業がサーバー全体を握らず、誰でも独自インスタンスを立てて参加できる。スレで楽観論が多いのは「嫌なら出ていける・ブロックできる」という設計上の自由度が理由だが、実際には lemmy.world のような大規模インスタンスにユーザーが集中し、そこが実質的な中心になってしまうという、分散型ゆえの別の懸念も存在する。スレでは触れられていないが、運営コストを誰が負担するのかという持続性の問題も、分散型SNS全般が抱える課題として知られている。
※本記事は海外掲示板 Lemmy c/asklemmy のスレッド「if lemmy gets successful, how do we delay or prevent its enshittification?」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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