「AIが書いたコードは誰のもの?」著作権を巡り海外で議論
姉妹サイトの新着
Hacker Newsで、AIが生成したコードの著作権は誰に帰属するのかを扱うサイト「whoownsthecode.com」が話題になった。人間が書けば当然発生する著作権が、LLMに書かせた場合はどうなるのか、GPLライセンスの義務が消えてしまうケースや、AI生成物を巡る過去の判例(Thalerのケース)を引き合いに議論が広がった。オープンソースの理念を支持する声から、コードを盗用されて富を独占されるリスクを懸念する声まで、意見は大きく割れた。
コードは誰のものか?
出典: whoownsthecode.com / 元記事はこちら
いやいや、みんなLLMではもっと踏み込んだことをしてるだろ
どういう意味で? 人間が書いたものなら、それは今でも可能なわけで、著作権は成立する
// 教育目的のサービスであり、法的助言ではありません。要は『Xであって Yではない』ってことだろ
仮の話だけど本気で聞きたい。もし誰かが『あなたの』コードを盗んで自分の作品だと主張し、それを売って億万長者になった一方で、あなたは『相手の』コードを盗作したと非難されて仕事にもありつけなくなったとしても、それでも平気か?
盗作だと非難されることと、それとは別問題な気がする。仮に自分のコードの知的財産権を主張していても、他人が虚偽の主張をしてくることはある。どちらのケースでも相手が間違っていて、結局は裁判で決着をつけるしかない
『あなたの』コードを盗んで自分の作品だと主張し、それを売って億万長者になる、か。それでいい。オープンソースだから。https://en.wikipedia.org/wiki/WTFPL
人間が書いたコードを少し混ぜて、100%AI製だと証明できるものならしてみろと開き直ればいい。誰もわざわざ証明しようとはしないだろうから
著作権のある人間が書いたコードに、著作権の及ばないパブリックドメインのコードを混ぜても、結果として全体は著作権で保護されたままだ。逆向きの伝染なんて起きない。ここには解決すべき問題自体がない。例えば、プロプライエタリなOSにはどれもパブリックドメインのSQLiteが入っているけど、それで問題は起きていない
AI製コードのライセンスは誰のものでもない無法地帯になるだろうな
『コードはディスク上のテキストのバイト列』というのは違う。コードはアイデアの実装であって、媒体やエンコーディングは関係ない。人間の創作物は著作権で保護される。LLMにプロンプトを与える場合、人間の創作物はプロンプトの部分で、実装を書いているのはLLMだ。ただ、LLMが生成したコードの所有権がどうなるかは、まだよく分かっていない
『コードはディスク上のテキストのバイト列』……たしかにそうだが、その配置には非常に多くの創造性と、こだわりが込められている。アルファベットそのものには著作権は主張できないが、それを特定の形に配置したものには、一定のルールのもとで著作権を主張できる
リンク先をちゃんと見ずに見出しだけに反応してるだろ。最高裁の判例がある。これ以上明確な話はない
その判例、ちゃんと読んでないと思う。Thalerの件はコードじゃなくてAIが作った芸術作品の話で、しかもThaler自身が『AIが唯一の創作者だ』と主張していた。裁判はそれ以上進まなかった。Thalerは自分は一切関与していないと言っていて、単純明快なケースだった
他サイトの新着
自分はポロックの映画しか見たことないけど、彼は確かに自分で絵の具を垂らしていたはず。ポロックとソル・ルウィットみたいな別の作家を混同してない?
そうだね、美術のことは完全に自分の勘違いだった。なぜかポロックは『振り子ペインティング』というものをやっていたと思い込んでいた、Googleで調べたらそう呼ばれているらしい
面白い視点だね。念のため聞くけど、あの百科事典って専門家にお金を払って書いてもらっていたのか、それとも所有者に関係なく手に入る文章を片っ端からかき集めてミキサーにかけていただけなのか、どっちだった?
元コメの主張の枠組みでは『専門家』が何の関係があるのか分からない。彼ら自身が一次的な研究をしたのでもない限りは。それに『人間が関わっているから許される』という言い訳も通用しない。AIの学習にも人間は関わっているんだから
じゃあ教えてあげる。今の時代で一番人気のある百科事典、Wikipediaは、ほとんどの寄稿者にお金を払っていない(運営スタッフには多少払っているかもしれないけど)。引用している記者や著者にもお金を払っていない
『民間企業がイノベーションを牽引する』という考え方はプロパガンダで、実際には公的資金による学術研究がLLMへの道を切り開いた、企業はそのアイデアを資本主義の中で商品化しているだけだ、か。じゃあもし君が大成功したスタートアップを立ち上げたとして、自分(または政府)がやってきて『いいスタートアップだね、でもインターネット(その起源はARPANET)の上で動いているんだから、君のスタートアップはもう国のものだ』って言ってもいいってこと?
藁人形をたくさん売りつけてくるね、その量なら十分商売になりそうだ
オープンソースそのものに反対してるわけじゃない。それを絶対視する立場の副作用を指摘したかっただけ
貧困が蔓延る世界であれだけの富を独り占めすること自体がそもそも不道徳だという以外に、誰かが億万長者になったことを自分が気にする理由がある?
この話題の背景と論点
著作権法は人間の創作行為を保護する制度であり、人間が関与しない生成物には著作権が発生しないという考え方が近年の米国での判例・運用の基礎になっている。これはコードにも波及しうる問題で、AIが書いた部分に著作権が認められなければ、GPLのような「改変版も同条件で公開する」義務(コピーレフト)を働かせる根拠自体が消えてしまう恐れがある。スレでは、AI利用を「Photoshopのエフェクト」程度の道具的行為とみる立場と、実装の大部分をLLMに委ねる行為は質的に異なるとする立場が対立した。また、引き合いに出された判例は、実は画像生成AIを巡るもので、しかも申立人自身が「AIのみが作者」と主張した特殊な事案にすぎず、人間がプロンプトを与えて書かせた通常のコード生成に直接当てはまる最高裁判断があるわけではない。この点は本文中でも訂正が入っており、法的にはまだ何も確定していないというのが実情である。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Who owns the code?」より抜粋・要約して構成しています。






まだコメントはありません。