未受洗の赤ちゃんは地獄行き? 海外の歴史板で神学論争
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海外の掲示板4chanの歴史板「/his/」で、「プロテスタントの親に生まれてすぐ洗礼を受けさせてもらえなかった」という投稿から、キリスト教神学を巡る議論が始まった。話の中心は、洗礼を受けずに死んだ赤ちゃんは地獄に落ちるのかという古くからの論点で、4世紀の神学者アウグスティヌスの見解や、旧約聖書の義人が留まるとされる「アブラハムのふところ」の話にまで発展した。途中からは原罪の概念がグノーシス主義に似ているかどうかという、より専門的な神学史論争に脱線し、住人同士で応酬が続いた。
それ、カトリック教会の教えじゃないけど、まあ惜しい線かな
じゃあアウグスティヌスは、モーセも地獄にいると思ってたわけ?
アウグスティヌスの考えでは、旧約聖書の義人たちは『アブラハムのふところ』と呼ばれる、冥界の中の安らかで隠された場所で守られているとされていた。でもなぜか未受洗の赤ちゃんだけはその恩恵にあずかれない、というのが彼の見解
原罪の概念って、グノーシス主義とかサイエントロジーっぽい発想に聞こえるな
>グノーシス主義: 物質は常に悪、いかなる場合も
>キリスト教: 物質は本来善いもので一部が乱れているだけ。人間は断罪されているが、そこから立ち直って良きものへ生まれ変わる救いがある
>/his/の本物のバカ: この二つは同じだと思ってる
原初の過ちの後、神性の火花が物質世界に落ちてくるというのはグノーシス主義的な発想だ。一方、じいさんのアダムが果実を食べて神に背いたせいで誰もが最初から永遠の責め苦に値する、というのはまさにデミウルゴスにへつらう発想だな
教父だって間違うことはある。お前らは何もわかってないくせに、口だけは達者だな
>教父は絶対に間違わないわけじゃない
じゃあ誰なら絶対に正しいんだ? お前の教会の牧師のジムか? こんな重大な話なのに、誰も確かなことを知らないなんて
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この話題の背景と論点
この論争の背景には、キリスト教内で長年決着していない「原罪」と「洗礼」を巡る神学的な立場の違いがある。4世紀の神学者アウグスティヌスは、洗礼を受けずに死んだ乳児も原罪ゆえに罰を免れないという厳格な立場を取ったが、これはカトリック教会の正式な教義そのものではない。実際カトリック教会は歴史的に「幼児のリンボ」という仮説を語ってきたが、公式な教理として断定したことはなく、近年は救いへの望みを認める立場も示している。スレ内で割れているのは、この教父個人の見解と教会の公式教義の違い、そしてグノーシス主義とキリスト教の教義がどこまで似て非なるものかという点だ。訳者が誤解しやすいのは、これが特定の教派を代表する見解ではなく、歴史板の住人による神学史トリビアの応酬に近いという点である。
※本記事は海外掲示板 4chan /his/ (History) のスレッド「AAAAHHHHHHH!!! MY PROTESTANT PARENTS DIDN’T BAPTIZE ME RIGHT AFTER I WAS BORN!!!!! HOW WOULD I KNOW THAT UNBAPTIZED BABI」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。










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