話題
2026年10月28日
侵害されたeMudhra証明書、10日経ってもmacOS版Gitが信頼し続けている
インドの認証局eMudhraが発行した証明書の侵害が公表されてから10日が経っても、macOSに標準で入っているGitなどのコマンドラインツールは侵害された証明書を信頼し続けていることがHacker Newsで報告された。原因はmacOSの/etc/ssl/cert.pemという証明書ストアで、手動で削除してもmacOS 27.2のアップデートを入れると復元されてしまうという。スレでは、公共Wi-Fi経由のMITM攻撃がどこまで現実的な脅威かという点と、問題の責任はGitではなくApple側にあるのではという点で意見が分かれた。
10日経ってもmacOS版Gitは侵害されたeMudhra証明書を信頼し続けている
出典: emudhra.we-have-a-problem.com / 元記事はこちら
2
海外の名無しさん
2026-10-28 12:15
『このツールが張るHTTPS接続は誰でも傍受できる』って言うけど、理想的ではないにせよ正直言うと脅威の規模が盛られすぎ。ここでMITMを成立させるには結構いろいろ突破する必要がある。『PHP2Shell』みたいな大騒ぎにするのはやめよう。
11
海外の名無しさん
2026-10-28 12:25
>>2 でもマクドナルドやスタバのWi-Fiホットスポットを乗っ取るのは結構簡単だよ。それっぽいSSIDのWi-Fi Pineappleと5Gモデムを用意して、自前のDHCPサーバーでDNSを乗っ取り、狙ったドメインをmitmproxy経由に流すだけでほぼ完了。PHP2Shellほどではないというのは同意だけど、『盛られすぎ』と言えるレベルでは全然ないと思う。
12
海外の名無しさん
2026-10-28 12:28
>>2 PHP2Shellは盛られすぎだったかもしれないけど、今回はちゃんと適切な騒ぎ方をされてると思う
4
海外の名無しさん
2026-10-28 11:55
Appleの公式声明はこちら: https://support.apple.com/en-us/149555
14
海外の名無しさん
2026-10-28 12:01
>>4 これって『自分で何とかして』って言ってるだけ?アップデートを配信すればいいんじゃないの?
6
海外の名無しさん
2026-10-28 11:57
こういうことがあるから、macOSを10年使った後にLinuxへ戻ったんだよな。
17
海外の名無しさん
2026-10-28 12:20
>>6 面白いもんだよな。Appleがユーザーの同意なしにシステムを深く書き換えれば『Appleは悪』、書き換えなければそれも『Appleは悪』。表が出ても裏が出てもお前の負け、ってやつだ。
7
海外の名無しさん
2026-10-28 12:22
MacOS 27.2を数日前にリリースしたばかりだよね?その時に少なくともパッチを当てられなかったのはどうして?
18
海外の名無しさん
2026-10-28 12:30
>>7 実はもっと酷い話で、/etc/ssl/cert.pemを手動でクリーンアップした後に27.2アップデートを入れると、その変更が元に戻ってeMudhraのCAが再び入り込んでしまう。ソース: https://mstdn.social/@jschauma/117513596272504904 https://mastodon.social/@glyph/117509558825919922
8
海外の名無しさん
2026-10-28 11:54
このタイトルは不誠実だな。本来は『Appleは今も/etc/に侵害された認証局証明書を同梱している』であるべき。Gitはシステムの認証局を使っている他のアプリと同じように、ただの被害者にすぎない
19
海外の名無しさん
2026-10-28 12:01
>>8 システムのCAを使うのが本来あるべき姿じゃないの?(Linuxならupdate-ca-certificatesコマンドで『信頼できる』ソースからルート証明書を落とせる。でも各コマンドが自前のCAパッケージを持ち出し始めたら、それも意味なくなるけどね:)
20
海外の名無しさん
2026-10-28 12:08
>>8 つまりmacOS版のGitはデフォルトで侵害された証明書を信頼してるってことだよね?それならタイトルのどこが間違ってるの?
21
海外の名無しさん
2026-10-28 12:11
>>8 確かに一番大事な部分が埋もれてはいるけど、テック系サイトで影響を受けた開発ツールを名指しするのは悪い判断じゃないと思う。ただ、Appleが緊急パッチを出していないのはかなり残念だね。
9
海外の名無しさん
2026-10-28 11:48
このファイルは数多くのCLIツールに使われている。セキュリティの観点から見て、Appleは根本的にやるべきことを放棄している。
15
海外の名無しさん
2026-10-28 12:11
>>5 unameの結果だけじゃ、侵害された証明書に対して自分のシステムで何がされていて何がされていないのかは分からないよ。
28
海外の名無しさん
2026-10-28 12:24
>>15 いや違う、自分のマシンが最新のmacOSを動かしていることと、2つのURLに対するcurlの結果を示すために出したんだ。
16
海外の名無しさん
2026-10-28 12:12
>>6 Linuxの方が優れている点があるのか正直よく分からない。Debianだって、Valgrindの警告を黙らせようとした結果、2年以上もトリビアルに弱いSSH鍵を配布してた過去があるよね。担当したメンテナーは何をしているか分かっておらず、監督もレビューも全くなかった。
29
海外の名無しさん
2026-10-28 12:25
>>16 それ2008年の話だろ。ほぼ10年前の失敗を基準に今のセキュリティ判断をするのは賢くないと思う。
42
海外の名無しさん
2026-10-28 12:29
>>29 まあその『失敗』はあまりにも酷すぎて、信頼を取り戻すには少なくとも10年はかかって当然だと思う。俺はどっちでもいいんだけどね。LinuxもmacOSも両方使ってる。でも、どちらかの方がセキュリティ的に優れているなんて考えるほどお気楽じゃないよ。
43
海外の名無しさん
2026-10-28 12:30
>>29 10年後にeMudhraについて同じことを言う人はそう多くないと思うけどね。
24
海外の名無しさん
2026-10-28 12:21
『必要なのはネットワークへの物理的アクセスだけ』って言うけど、それなら朝人を殴るのも『朝起きたときにベッドの横にいればいいだけ』でトリビアルってことになるよな。
37
海外の名無しさん
2026-10-28 12:27
>>24 公共Wi-Fiホットスポットって、まさにそういう機会をくれるものだよ。大手商用ホットスポットはクライアント間通信をブロックしてるけど、普通のカフェ程度のネットワークだと、レジとVLANで分離されているだけでも運がいい方だよ(笑)
38
海外の名無しさん
2026-10-28 12:24
>>24 カフェでWi-Fi使ったことないの?ネットワークへの物理的アクセスなんて、そんなに難しいものじゃないよ。
25
海外の名無しさん
2026-10-28 12:29
なんで下げられてるのか分からない。店の公共Wi-Fiアクセスポイントなんて侵害されててもユーザーは絶対気づかないよ。
26
海外の名無しさん
2026-10-28 12:00
>>13 なぜさっさとアップデートを配信しないんだろう?何か侵害された証明書に依存している事情でもない限り、配信自体はすごく簡単なはずなのに。
40
海外の名無しさん
2026-10-28 12:29
>>26 10.15以降、macOS標準のコマンドラインツールはほぼ後方互換性のためだけに存在していると思う。スクリプト言語についてはそのことが明確にアナウンスされていたけど、当時は全部のCLIツールに当てはまる話だという空気もあった。
27
海外の名無しさん
2026-10-28 12:13
>>13 実行ファイルによっては/etc/ssl/cert.pem経由だったり、Appleのフレームワーク経由だったりでバラバラ。このOSはもう混沌としてるよ。
30
海外の名無しさん
2026-10-28 12:29
>>16 それは18年前に1つのディストリビューションで起きた1件の問題だよね。最近も何かあった?このスレは今現在のmacOSの話で、しかも1週間以上前から公に知られている問題についてだよ。
31
海外の名無しさん
2026-10-28 12:25
>>17 これは『すべての道はローマに通じる』的な誤謬と呼ばれているのを見たことがある。
32
海外の名無しさん
2026-10-28 12:20
>>19 その通り。タイトルは『Gitが信頼すべきでない証明書を信頼している』という間違った構図にしているけど、実際はGitはシステムの証明書を正しく信頼しているだけで、間違っているのはその証明書を信頼しているmacOSの方。
33
海外の名無しさん
2026-10-28 12:25
>>19 問題は、macOSにはキーチェーンと/etc/ssl/cert.pemという2つのシステムCAストアがあることだ。これは紛れもなく悪い設計で、自前のkeystore.jksを持つJavaや、さらにその上に独自のコピーを持つ多くのアプリと同じ。まさに悪夢の種。
34
海外の名無しさん
2026-10-28 12:11
>>20 事実としては間違っていないけど、Git特有の問題であるかのように匂わせていて、Gitのせいだと解釈されかねない。実際にはmacOSが古い証明書を同梱していることが原因で、curlなど他の様々なコマンドラインツールにも影響している。
45
海外の名無しさん
2026-10-28 12:21
>>34 macOS本体じゃなくてXcode開発ツールの方だよ。それでも、同梱しているのが間違いなくAppleであることは変わらない。
35
海外の名無しさん
2026-10-28 12:11
>>20 Gitに限った話じゃなくて、AppleがmacOSの一部として提供しているOpenSSLを使っているものすべてに関係する話だから(自分の理解ではそうだと思う)。
46
海外の名無しさん
2026-10-28 12:29
>>38 使ったことはあるよ。でも俺が次にどの店でコーヒーを飲むか予測できるなら大したものだね。さっき挙がったような小規模な犯罪は別として、これを組織的に武器化して実害を出す方法は想像できない。どっちにしろ、本物の悪意ある連中は君の次の`npm install`を狙う方に忙しいよ。そっちの方がよっぽど見返りが大きい。
55
海外の名無しさん
2026-10-28 12:36
>>46 なんで君個人を狙う必要があるの?そのカフェで働いてる他の何十人かじゃなくて。世界は君を中心に回ってるとでも?
56
海外の名無しさん
2026-10-28 12:35
>>46 特定の1人を狙って侵害するのは難しい。でも『誰でもいいから適当な1人』を侵害するのはトリビアルだよ
47
海外の名無しさん
2026-10-28 12:18
>>39 実際のところ、それらのルート認証局はすでに主要ブラウザから削除済み。もし自分のサーバーがそれを使っているなら、とっくに別のルートへ移行する必要が出ていたはずだよ。
49
海外の名無しさん
2026-10-28 12:31
>>39 専門家じゃないから詳しくはないけど、侵害されたのは中間CAだけで、ルートは侵害されていないんじゃなかった?
57
海外の名無しさん
2026-10-28 12:34
>>49 そう、でもcerts.pemファイルにはルートしか入っていなくて、中間CAについては何も分からない。だから中間証明書の失効処理をしないアプリ(certs.pemしか見ないようなアプリ)を直す唯一の方法は、ルート自体を失効させることになる。
この話題の背景と論点
eMudhraはインドの認証局(CA)で、主要ブラウザは過去の運用不備を理由にすでにこの認証局のルート証明書を信頼リストから除外している。しかしmacOSのコマンドライン環境は、Safariなどが使うキーチェーンとは別に/etc/ssl/cert.pemという独立した証明書ストアを持ち、そこにはeMudhraの証明書が今も残っていた。GitやcurlはOSが提供するこのストアをそのまま使っているだけで、問題の根はGit自体ではなくApple側の証明書管理にある。スレで割れたのは、公共Wi-Fi経由のMITM攻撃がどれほど現実的な脅威かという点と、見出しがGitを名指ししたことの妥当性で、過去のDebianのSSH鍵問題を引いての議論にも広がった。
※本記事は海外掲示板 Hacker News のスレッド「Ten days later, Git on macOS still trusts the compromised eMudhra certificates」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。
この記事のリアクション
まだコメントはありません。