石炭自動車はなぜ廃れた?4chanで蒸気自動車史が話題
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海外の掲示板4chanの科学板で「なぜ石炭で走る自動車を作らなかったのか」という問いから議論が始まった。実際には石炭や蒸気で動く乗り物は存在し、商用生産された蒸気自動車もあった。だが内燃機関に比べて出力効率が低く、始動に手間がかかるといった弱点が指摘された。スレでは代表的な蒸気自動車「スタンレー・スチーマー」の生産台数とフォード・モデルTの生産台数を具体的な数字で比較する流れになり、なぜガソリン車が主流になったのかを数字で裏付け合う展開になった。
なんで石炭で走る自動車を作らなかったんだ?
きっと運転中にケトルで湯を沸かそうとしたこともあるはずだ。あいつらは『水を沸騰させて動力を得る』のが本当に好きだから。
それ機関車のことだろ。個人用の自動車が実用化された頃にはすでに液体燃料が主流になっていて、そっちのほうが扱いやすかった。今じゃ列車もディーゼルか電気で動いてるしな。
北朝鮮には薪で走るトラックがあるぞ(ハンバーガー屋の『トラック』じゃなくて本物のトラックな)。
蒸気の方が内燃機関よりずっと性能がいいんだよ。問題は始動させるのが一苦労だったことだけ。あと互換部品が普及したのは18世紀フランスの話で、何を言ってるのか分からん。
『蒸気自動車はトラクターより小さくは作れない』というのは単純に間違い。内燃機関の自動車と同じくらいのサイズの蒸気自動車が、1930年まで商業生産されていた。
スタンレー・スチーマーだけで1万台以上売れてるんだぞ。それも1社の1モデルだけでの数字だ。
一番売れた蒸気自動車でも30年かけて1万台だ。比較すると、フォードのモデルTは最も生産台数が少なかった1909年でさえ同じ1万台を売ってる。しかもその年のスタンレー・スチーマーの生産数はたった600台程度。1万台というのはスタンレー・モーター社が解散した翌年、1925年のモデルTのわずか1日分の生産量と同じ数字だ。それにそもそも石炭で走ってたわけでもない。
それ石炭で走ってないじゃん。
別にいいだろ、お前が言ってたのは蒸気自動車についてで、石炭で走るとは言ってなかったし。
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このスレは石炭自動車についてのスレなんだが。
じゃあなんでフォードのモデルTの話をしてるんだ?
石炭で走る車じゃないからこそ、石炭を使わないことの圧倒的なメリットがよく分かるんだよ。それに石炭かどうかに関わらず、蒸気を使わないこと自体にも価格や使いやすさ、サイズの面で大きな利点があるってことも示してる。
この話題の背景と論点
蒸気自動車は19世紀末から20世紀初頭にかけて実在し、内燃機関より出力自体は高かったが、始動に長い予熱時間が必要という欠点があった。代表例のスタンレー・スチーマーは約30年間で生産台数が1万台程度だったのに対し、フォードのモデルTは生産が落ち込んだ1909年でさえ同数を売り、1925年には1日の生産だけでその数字に達していた。この差が、価格・利便性の面でガソリン車が蒸気・石炭動力に取って代わった背景を示している。またスレ内では「蒸気自動車」と「石炭自動車」は厳密には別物だという指摘もあり、蒸気機関自体は石炭以外の燃料でも動く点が議論を複雑にしていた。鉄道の蒸気機関車が長く石炭で走っていたことと、乗用車で同じ方式が普及しなかったことは分けて考える必要がある。
※本記事は海外掲示板 4chan /sci/ (Science & Math) のスレッド「why didn’t they make coal powered cars?」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。
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