【海外の反応】「特殊相対性理論への信頼を失った」投稿に科学掲示板が総ツッコミ
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Lemmyの科学コミュニティ「c/science」に、投稿者が「特殊相対性理論への信頼を失った」と主張する長文を投稿した。光より速い影響が存在すれば出来事の時間順序が観測者ごとに食い違ってしまう、通信不可能定理は非局所性そのものを排除していない、といった理屈を展開した内容だ。これに対する住民の反応は総じて懐疑的で、「査読論文にできなかったから投稿したのか」という皮肉から、「数学的・実験的な証明を見せてほしい」という具体的な要求、投稿者が参照したとみられる物理学者ジェフリー・バブの主張との整合性を問う指摘まで、賛否が割れるというより一方的な総ツッコミの様相になった。
何かが光より速く他に影響を及ぼせるなら、特殊相対性理論は時間のパラドックスを生む。なぜなら、因果的に関連する出来事の時間順序について観測者同士が食い違うことになるからだ。粒子の状態がその時間順序に依存するなら、観測者ごとに粒子の状態の見え方も食い違ってしまう。つまり、その状態はローレンツ不変にはなり得ない。
『通信不可能定理』は一見この懸念を解消してくれるように見える。しかしよく考えると、通信できないことは局所性を意味しない。それが意味するのは、観測の瞬間に直接・経験的に観測できる範囲での局所性にすぎない。因果の連鎖をたどる推論を通じてしか現れない非局所性、つまり時間のパラドックスの可能性を排除してはいないのだ。
この話題の背景と論点
特殊相対性理論は、光速を超える情報伝達を認めると出来事の前後関係が観測者によって食い違う「因果律の破れ」が生じるため、光速超えの通信を禁じている。投稿が引き合いに出した「通信不可能定理」は、量子もつれを使っても情報そのものを光速より速く送ることはできないと示す定理であり、非局所的な相関の存在自体を否定するものではない。投稿者が念頭に置いていたとみられるジェフリー・バブは、フラウキガー=レナーの思考実験を巡る論争で知られる物理学者・科学哲学者だが、量子力学の解釈論はあっても特殊相対性理論そのものを覆す主張はしていない。スレで賛否が割れなかったのは、投稿内容が査読や実験的裏付けを経ない私見の域を出ておらず、住民の要求が一貫して「証拠を見せてほしい」という一点に集約されていたためだ。
※本記事は5ch(Lemmy c/science)スレッド「I’ve lost faith in special relativity」より抜粋・要約して構成しています。






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