デンマーク「脱マイクロソフト」計画を断念 海外では懐疑の声
姉妹サイトの新着
デンマーク政府は、文書作成ソフトをマイクロソフトオフィスから脱却させる計画を進めていたが、技術的な問題を理由に断念した。海外のテック系コミュニティLemmyでは、この決定について「そもそも本気で取り組んでいなかったのでは」という懐疑的な声が相次いだ。一方で、大きな組織のソフト移行は家庭用PC1台の切り替えとは比較にならないほど難しいという擁護論や、マイクロソフトの文書形式が実質的に独自規格になっている問題、昔からのVBAマクロが引き起こす互換性トラブルなど、具体的な技術的論点も挙がった。
デンマーク、技術的な問題でマイクロソフトオフィス脱却計画を断念
出典: neowin.net / 元記事はこちら
選挙のタイミング次第では、当選したのが親米派や親Microsoft派だった可能性もある
賭けてもいいけど、理由は次のどちらかだと思う。
1: どこかの上役が『新しいボタンの場所を覚えるのが嫌だ』とキレて駄々をこねた。
2: さっき出てたマクロの話。昔作られたVBAコードが山ほど残ってて、誰も把握してないまま、別のオフィス製品で開いた瞬間に全部壊れた。
自分も1番だと思う。デンマークの公共部門にはよくある話だよね。
マイクロソフトのフォーマットは『オープン』と言いつつ自社の規格すら守ってないから、実質プロプライエタリなんだよね。odt書き出しがまともに動くかどうかも怪しいと思う。
書き出し自体はできるけど、レイアウトが崩れるんだよね。技術的には解決できる問題ではあるけど、政府全体のドキュメントとテンプレート全部でそれをやるとなると、ものすごい作業量になる。
そうそう、アメリカ政府の中でも小さな部署単位では、ライセンスやハードウェアの制約でLinuxのデスクトップ環境を作ってるところもあるよ。
チェック&バランスが働いてないんだよ。例えば、IT業界が一斉にヨーロッパへの供与を止めたらどうなる? それは実際に起こり得る話で、スターリンクの件を見ればわかる。
この話題の背景と論点
デンマークを含む欧州の一部では、米国系クラウド・ソフトウェアへの依存を減らす「デジタル主権」の議論を背景に、政府機関の文書環境をLibreOffice等の自由ソフトウェアへ切り替える構想が過去にも取り上げられてきた。今回の断念もその流れの一つ。スレで割れたのは、理由を「本気で取り組まなかった政治的なポーズ」と見るか、「大規模組織の移行は原理的に困難」と見るかという点だ。なお、マイクロソフトの文書形式は名目上ISO標準に対応していても独自拡張が多く、ODT形式へのエクスポートでレイアウトが崩れやすいことは単なる言い訳ではなく、実務でよく知られた技術的制約である。この「意思の問題」と「技術の問題」が絡み合っている点は、見出しだけでは読み取りにくい。
※本記事は海外掲示板 Lemmy c/technology のスレッド「Denmark has abandoned plans to ditch Microsoft Office after technical problems」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






まだコメントはありません。