「ノルウェーはOpenAIを買収すべき」提案に海外で賛否
ノルウェーの政府系年金基金がOpenAIを買収すべきだという提案が、Hacker Newsで議論を呼んだ。一企業がAIの未来を左右できるのかという根本的な疑問から、8000億ドルという評価額の妥当性、アメリカ政府がそもそも他国への売却を承認するのかという現実論まで、賛否と皮肉が飛び交った。
デンマークはAnthropicを買うべきだというジョークや、ノルウェーとOpenAIのゲマトリア値を比較する冗談も飛び出し、真面目な議論と茶化しが入り混じるスレッドになった。
ノルウェーはOpenAIを買収すべきだ
出典: onethousandmeans.com / 元記事はこちら
ネバダ州の年金基金マネージャーの話を思い出す。彼の仕事はオフィスに来て、基金の半分を一つの投機的投資に突っ込むような馬鹿な真似をしないことだけだ。
その意見には一理あるが、一企業がそこまでの影響力を持つという前提には同意できない。実際にはそうは思わない。AIはもう存在していて、これからも進歩し続ける。ノルウェーがOpenAIを支配したところで流れは変わらない――猫はもう袋から出てしまっている。
>>4
その例えは残念だ。猫は袋から出ていない。もし出ていたら、予測される需要を満たすためにデータセンターを増強しようなんて動きは起きないはずだ。『もう避けられない』という物語は自己成就する予言であって、語るのをやめれば終わる。
その例えは残念だ。猫は袋から出ていない。もし出ていたら、予測される需要を満たすためにデータセンターを増強しようなんて動きは起きないはずだ。『もう避けられない』という物語は自己成就する予言であって、語るのをやめれば終わる。
>>4
世界の歴史を見れば、一企業が世界を変えるほどの影響力を持つことは十分にありうる。東インド会社からコダック、Googleまで、一企業がそれだけの力を持った例はいくらでもある。OpenAIがそういう企業になるかは後世の歴史家が判断することだが、その理屈自体は歴史的に裏付けられている。
世界の歴史を見れば、一企業が世界を変えるほどの影響力を持つことは十分にありうる。東インド会社からコダック、Googleまで、一企業がそれだけの力を持った例はいくらでもある。OpenAIがそういう企業になるかは後世の歴史家が判断することだが、その理屈自体は歴史的に裏付けられている。
>>4
ユドカウスキーが唱えた『規制に従わないデータセンターを検知して停止させる、国が協力しなければ空爆も辞さない』という案も、あながち的外れではない。ウイルスや核兵器が相手なら同じことをしていたはずで、AIは今後5年で本物の存亡リスクになりうる。
ユドカウスキーが唱えた『規制に従わないデータセンターを検知して停止させる、国が協力しなければ空爆も辞さない』という案も、あながち的外れではない。ウイルスや核兵器が相手なら同じことをしていたはずで、AIは今後5年で本物の存亡リスクになりうる。
ノルウェーは将来の巨額な設備投資を続ける覚悟があるのか?OpenAIがAGIを達成するという話は、今後何年にもわたる莫大な計算資源への投資が前提になっている。8000億ドルを払ってそこでアクセルを緩めたら、それでもフロンティア研究所と呼べるのか、それとも単に競合を市場から消すために大金を払っただけなのか。
>>5
『AGIを達成する』?それなら常温核融合や常温超伝導、がんの完治にでも投資すればいい。SFレベルの話という意味では同じだ。
『AGIを達成する』?それなら常温核融合や常温超伝導、がんの完治にでも投資すればいい。SFレベルの話という意味では同じだ。
>>5
ノルウェーが将来の設備投資を自己資金で賄う必要がないのは、OpenAIも同じこと。どちらも借金で賄えばいい。
ノルウェーが将来の設備投資を自己資金で賄う必要がないのは、OpenAIも同じこと。どちらも借金で賄えばいい。
>>5
実際に見てみると、新しい技術を最後に導入した国の方が、最初に始めた国より新しい技術を持っていることが多い。例えばアジアの3GとアメリカのIP固定電話回線を比べればいい。だから彼らはしばらく待って、自前のフロンティアモデルを作ればいいだけだ。
実際に見てみると、新しい技術を最後に導入した国の方が、最初に始めた国より新しい技術を持っていることが多い。例えばアジアの3GとアメリカのIP固定電話回線を比べればいい。だから彼らはしばらく待って、自前のフロンティアモデルを作ればいいだけだ。
OpenAIが8000億ドルの価値があるとされるのは、直近の資金調達ラウンドでその評価額がついたからにすぎない。既存株主の過半数がその金額での売却に同意するとは限らない。本気の買い手が現れれば、その2倍、あるいはそれ以上を要求してくるはずだ。
>>6
OpenAIの価値は将来のフリーキャッシュフローを現在価値に割り引いたものであるべきだ。今の時点では、そもそも彼らが将来どれだけのフリーキャッシュフローを生み出せるのか、あるいは全く生み出せないのかすら分かっていない。
OpenAIの価値は将来のフリーキャッシュフローを現在価値に割り引いたものであるべきだ。今の時点では、そもそも彼らが将来どれだけのフリーキャッシュフローを生み出せるのか、あるいは全く生み出せないのかすら分かっていない。
>>6
そもそもアメリカ政府が他国への売却を承認しなければならない点も忘れてはいけない。承認される可能性は低いだろう。
そもそもアメリカ政府が他国への売却を承認しなければならない点も忘れてはいけない。承認される可能性は低いだろう。
>>6
あるいは逆に半額かもしれない。評価額が8000億ドルというのは、8000億ドルが実際に投資されたという意味ではない。投資家が市場心理の悪化で損切り売りをするのも、これが初めてではないはずだ。
あるいは逆に半額かもしれない。評価額が8000億ドルというのは、8000億ドルが実際に投資されたという意味ではない。投資家が市場心理の悪化で損切り売りをするのも、これが初めてではないはずだ。
ノルウェーがなぜ世界に対して慈善事業をしなければならないのか。政府系ファンドには一応の倫理指針があるとはいえ、利益を出すことが第一目的だ。OpenAIが将来利益を出せる保証などどこにもない。
そうかもしれないが、それでもノルウェーはいずれ来るAIバブルの崩壊を待つべきだ。
OpenAIに買収されるだけの特別な理由があるとは思えない。
まず言っておくべきなのは、この年金基金には厳格なルールがあるということだ。資産の半分を賭け事のように一点に突っ込むようなことはできない。
今のインターネットには奇妙な集団心理の動きが確かにある。この投稿も、そうした『力を持たない人々が自分に言い聞かせる物語』の一つの表れだと個人的には見ている。
デンマークはAnthropicを買うべきだ。『グリーンランドに侵攻したらスイッチを切るぞ』というわけだ。
>>20
インセンティブが完全にねじれてるな。
インセンティブが完全にねじれてるな。
ノルウェーはヨーロッパ独自のAI企業を(あるいはMicrosoftの代わりになるようなものを)一から立ち上げればいい。OpenAIは今ぐちゃぐちゃだ。オープンなモデルを使って白紙から始めれば、ちゃんと筋の通った会社を作れるはずだ。
これはAIと『フェレスフェリエ』(ノルウェーの夏の一斉休暇)の素晴らしい組み合わせだ――7月はモデルが使えません、というのはバグではなく、これまで提案された中で一番効果的なAI能力の制御策かもしれない。
それはAnthropicにとって本当に良いニュースになるだろう。最大の競合が一国の政府に所有されるなんて、夢のような話のはずだ。
いや、OpenAIは大幅な評価額の見直しを迫られるべきだと思う。ただ、Anthropicよりは戦略的にマシな立ち位置にいる――詳しくはこちらの記事を参照(https://s-1.vercel.app/posts/the-struggle-of-openai/)
大金を捨てる覚悟があるならやればいい。Qwen3.8はLunaクラスの性能で、自分のノートPCでも動く。もう少しフロンティアに近いモデルが、数年後に1兆ドルの価値を持つと言えるのか?
ノルウェーのことが嫌いなのか?(笑)
『ノルウェー』のゲマトリア値は96、『OpenAI』は60だ。この取引はうまくいくはずがない。(参考: https://en.wikipedia.org/wiki/Gematria)
値段が二束三文になるまで待つべきだ。
国全体がバブルの一部になってしまう。それよりASMLと組んで半導体を作った方がいい。低レベル技術は簡単そうに見えて(実際は違う)、それを実現できる企業は今や限られていて、その重要性はますます高まっている。
『速報:サム・アルトマンがノルウェーの独裁者に就任』……なんてね(冗談)。この発想の飛躍は好きだけど、この年金基金がそのために設計されたものではないはずだ。まあそれもノルウェー次第だけど。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Norway should buy OpenAI」より抜粋・要約して構成しています。






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