先延ばし研究に捏造の証拠 原著者も論文撤回を要請

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心理学の分野で長く引用されてきた先延ばしに関する研究に、データ捏造の証拠があるとする分析結果が、研究不正を追及するブログData Coladaから公開された。対象となったのは1997年にダン・アリエリーとクラウス・ヴェルテンブロックが発表した論文で、二人は指摘を受けて自ら学術誌に撤回を求めたという。Hacker Newsのスレッドでは、なぜ独立した再現実験がこれまで行われてこなかったのかという構造的な問題や、再現実験にお金を払うべきだという意見が交わされた。あわせて、同じくデータ捏造が指摘されているフランチェスカ・ジーノの事案や、アリエリー氏がエプスタイン関連文書に多数登場している点も話題になり、事実と憶測の線引きを巡って意見が分かれた。

先延ばしに関する影響力の大きい研究に、データ捏造の証拠が見つかった(Data Colada調べ)

出典: datacolada.org / 元記事はこちら

3 海外の名無しさん 2026-09-01 00:44
この手の不正はあまりにも簡単にできてしまう気がする。特別な機材もいらず、被験者に文章を校正してもらうだけの研究なのに、誰も再現実験をしてこなかった。研究を再現させるインセンティブの仕組みは作れないものか。学生に無作為の論文の再現実験をやらせるとか。
14 海外の名無しさん 2026-09-01 01:36
>>3
再現実験なんて、他人の製品の無償QAをやるようなものだからね。バグを見つけても誰も終身在職権はもらえない。だからこの分野は20年間ずっと『そのうちやらなきゃ』と言われ続けてきた。
15 海外の名無しさん 2026-09-01 00:56
>>3
そもそもなぜ我々は、再現もされていない研究をデフォルトで真実だと受け入れてしまうんだろう。
16 海外の名無しさん 2026-09-01 00:46
>>3
『インセンティブを変える方法はないのか』というけど、あるよ。再現実験にお金を払えばいい。
4 海外の名無しさん 2026-09-01 00:09
著者たちが問題を認めた上で、大して何もしていないのは何よりだよ(笑)
17 海外の名無しさん 2026-09-01 00:32
>>4
記事によると、原著者たちはこの論文の撤回を求めているらしい。それは『大して何もしていない』のハードルをはるかに超えているよ。
5 海外の名無しさん 2026-09-01 01:21
独立したグループによる再現実験を経ていない論文は、一切引用すべきじゃない。科学における再現性の危機は現実のもので、このままだと誰も何も信じられなくなる。
18 海外の名無しさん 2026-09-01 01:53
>>5
自然科学では、重要な論文は必ず独立検証される。社会科学では何年もかかるような研究の再現にかかるコストや手間が現実的じゃないんだろうね。もっとも自分は社会科学については何も知らないから、話半分に。
19 海外の名無しさん 2026-09-01 01:29
>>5
そのルールを適用すると、『論文の再現に失敗した』という報告自体がしづらくなってしまう。
8 海外の名無しさん 2026-09-01 00:19
デューク大学がダン・アリエリーを在籍させ続けているのは、彼の研究の多く、というかほとんどが不正だったことが明らかになった今、ケンブリッジ大学にとってのジェイソン・アーデイの一件と少なくとも同じくらい大きな汚点だ。エプスタインとのつながりもあるし。
22 海外の名無しさん 2026-09-01 01:48
>>8
むしろこちらの方が深刻とも言えるかもしれない。ジェイソン・アーデイは教育学の質的研究をしていたわけで、正直イギリスの教育学者が何を書いても誰も気にしない。一方ダン・アリエリーは本物のスター学者で、学術的内容を含む一般向けベストセラーの著者でもあった。
9 海外の名無しさん 2026-09-01 00:08
何という皮肉だ…
11 海外の名無しさん 2026-09-01 01:07
>>2
データ捏造といえばフランチェスカ・ジーノを思い出す。彼女もベストセラー作家的な立ち位置だった。https://en.wikipedia.org/wiki/Francesca_Gino
24 海外の名無しさん 2026-09-01 01:29
>>11
それは当然だろう。Data Coladaがジーノについて報告した論文の一つは、ダン・アリエリーとの共著だったんだから。https://datacolada.org/98
25 海外の名無しさん 2026-09-01 01:46
>>11
面白いことに、記事にはこうある。『フランチェスカ・ジーノが我々を2500万ドルで訴えてから1週間後…』
13 海外の名無しさん 2026-09-01 01:14
>>2
『アリエリーはエプスタイン関連文書に636回登場する』とのこと。うわぁ。
27 海外の名無しさん 2026-09-01 01:22
>>13
文脈が大事だよ。それを無視したら、ただの野次馬になってしまう。
28 海外の名無しさん 2026-09-01 01:17
>>13
記憶が正しければ、エプスタインはメディアラボに資金提供していて、そこにオフィスも持っていたはずだ。
29 海外の名無しさん 2026-09-01 00:59
>>15
このサイトの人たちはなぜ栄養学や自己流の民間療法みたいな流行りものが好きなんだろう。人間というのは案外考えなしなものだ。
40 海外の名無しさん 2026-09-01 01:01
>>29
『予想通りに不合理』というやつだね。
41 海外の名無しさん 2026-09-01 01:06
>>29
『科学』がすべてを知っているわけじゃないし、人は自分の選択肢が科学的に証明されるまで待ちたくないものだから。ヨガや呼吸法、瞑想だって、かつては『科学』から一時の流行りだと馬鹿にされていた。
30 海外の名無しさん 2026-09-01 01:04
>>16
『最初の結果には懐疑的で、再現実験にこそワクワクする』という方向に文化が変われば、再現実験自体がビッグニュースになって、みんなやりたがるようになるはずだ。どうすればそこに辿り着けるのかは、自分にはわからないけど。
31 海外の名無しさん 2026-09-01 01:47
>>17
実は記事の書き方だと曖昧なんだ。著者たちが撤回を求めたのは元の論文なのか、それともハインドマンとビシンによる再現実験の方なのか。前者であってほしい!『最後に付け加えると、これらの投稿を数週間前にアリエリーとヴェルテンブロックに共有したところ、二人はPsychological Science誌に連絡し、論文の撤回を求めた。本稿執筆時点でその手続きは進行中である』
43 海外の名無しさん 2026-09-01 01:52
>>31
最後まで読めば記事は明確だよ。関係者それぞれの発言がちゃんと書いてある。『クラウス・ヴェルテンブロック(中略)は編集者に論文の撤回を求めたと述べた』という箇所を探してみて。

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32 海外の名無しさん 2026-09-01 01:36
>>19
論文には必ず独立した再現実験を含めるべきだ。
35 海外の名無しさん 2026-09-01 01:49
>>24
彼女(ジーノ)はData Coladaを訴えていたはずだよ、まさにその投稿について。結局棄却されたようだけど。https://www.science.org/content/article/honesty-researcher-s…
36 海外の名無しさん 2026-09-01 01:54
>>25
その裁判は上手くいかなかったけど、彼女はハーバードも訴えていて、そちらは勝訴している。
39 海外の名無しさん 2026-09-01 01:29
>>27
エプスタイン関連文書のかなりの部分はノイズみたいなものだ。それなりに有名な著者だとしても、1990〜2018年のニュース断片にそんなに大量にヒットするのは変な話ではある。とはいえ『エプスタイン関連文書に載っている』という言い方は、基本的に『エプスタイン関連文書に載っている、具体的にはこのメールを見つけた』という形に置き換えるべきだと思う。
47 海外の名無しさん 2026-09-01 01:31
>>41
そもそも『何かが効く』かどうかは、どうやって判断するんだろう。

この話題の背景と論点

Data Coladaは心理学者ウリ・シモンソン氏らが運営する研究公正性ブログで、以前にもハーバード大学のフランチェスカ・ジーノ氏によるデータ改ざんを暴くなど、行動経済学・社会心理学分野の不正告発で知られる。今回の対象となった1997年の論文は「先延ばしと締め切り」を扱ったもので、教科書にも取り上げられるほど影響力があった。スレッドで意見が割れたのは、再現実験が評価されない研究文化をどう変えるかという点で、再現実験に報酬を出すべきという意見と、査読・引用の段階で独立検証を義務化すべきという意見が並んだ。なお、捏造(データの意図的な操作)と再現の失敗(誠実な誤りやサンプル差によるもの)は本来別の問題だが、スレッド内ではしばしば同じ文脈で語られており、読む際にはその違いを意識する必要がある。

※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Evidence of Fraud in an Influential Study About Procrastination」より抜粋・要約して構成しています。

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