話題
2026年9月17日
Servo開発1年報告にHacker Newsで存在意義巡り議論
ブラウザエンジン「Servo」の開発チームが、スポンサード開発1年間の歩みをまとめたブログ記事を公開し、Hacker Newsで話題になった。ServoはもともとMozilla発の実験的エンジンで、2022年にHuaweiの資金提供と専任チームの参加によって開発が本格的に再開された経緯がある。スレッドでは、Servoが今どこまで実用段階にあるのか、Web標準検証ツールや組み込みエンジンとしての価値、そしてFirefoxやOperaの歴史を引き合いに出した「オープンソースブラウザが生き残るには何が必要か」という議論に発展した。並列処理のコスト対効果を巡る技術論も交わされた。
スポンサード開発によるServo、1年間の歩み
出典: servo.org / 元記事はこちら
2
海外の名無しさん
2026-09-17 09:18
誰かパトロンになってこのプロジェクトをスポンサーしてくれないかな。資金だけじゃなく、自社のブラウザ搭載製品に組み込むという形で。HuaweiとかSamsungとか、今はライバル企業のブラウザを改造したものを使ってるわけだし。
7
海外の名無しさん
2026-09-17 10:26
>>2 HuaweiはもうServoに資金提供してるよ。専任の小さなチームがいて、2022年にプロジェクトが復活した主な理由もHuaweiだ。
8
海外の名無しさん
2026-09-17 09:32
>>2 なんでそんなことする必要があるのか正直わからない。
3
海外の名無しさん
2026-09-17 10:31
1年間お疲れ様、成功おめでとう!
4
海外の名無しさん
2026-09-17 08:58
ブラウザエンジン界のHurd(GNU Hurd)だな
11
海外の名無しさん
2026-09-17 09:14
>>4 だとしたらLadybirdの方が、Linuxポジションになりそうだね
5
海外の名無しさん
2026-09-17 09:34
ちょっと過激な意見だけど…あらゆるプログラムがフォン・ノイマン型アーキテクチャに縛られている以上、並列実行のために10倍とか1000倍もの労力をかけるのはどうなのかと思う。
12
海外の名無しさん
2026-09-17 10:19
>>5 それな。ブラウザエンジンに自分のCPUコアを全部使われたくない。残りのコアはC++のコンパイルに使いたいんだ。
22
海外の名無しさん
2026-09-17 10:24
>>12 それはユーザー側で優先度設定やコア固定(pinning)とかで自由に制御できる話だよ。
23
海外の名無しさん
2026-09-17 10:23
>>12 スケジューラのおかげで両方同時にできるよ!
6
海外の名無しさん
2026-09-17 08:45
実際のところ、今のServoで何ができるの? ブラウザエンジンとして使える段階にはまだ(というか永遠に)達してなさそうだけど、一体何のためのプロジェクトなんだろう。
13
海外の名無しさん
2026-09-17 09:14
>>6 (リンク省略)Servoはウェブプラットフォームを全部実装してるわけじゃないけど、自分のデスクトップアプリだってウェブの全機能を必要とするわけじゃない。足りない機能はだいたい回避できるし、CEFなんかより軽量かもしれない。
14
海外の名無しさん
2026-09-17 08:49
>>6 組み込みブラウザとして実用になるかは別として、仕様やWPT(Web Platform Tests)が正しく明確に定義されているかを検証する「もう一つの実装」としての価値がある。これは長期的なブラウザ互換性のために役立つ。
15
海外の名無しさん
2026-09-17 10:36
>>6 Servoは普通にすごいよ。組み込み用のAPIがめちゃくちゃ簡単で、それを使ってブラウザを作れる。
10
海外の名無しさん
2026-09-17 09:20
>>4 Windows/Mac向けのクローズドソースブラウザと同じくらい快適にLinuxで使えるものを、Mozillaプロジェクトが出してくれるのを待ってた記憶がある。…長かった…。でも結局出て、今でも動いてる。
18
海外の名無しさん
2026-09-17 09:38
>>10 それって最近の話? Firefoxは2005〜2010年くらいの長い間、他のどのブラウザより出来が良かったし、Chromeが登場するまでは事実上競合がなかったよ。他のどのブラウザよりも先にタブ機能を実装したことや、Firebugの存在だけでも、当時としては別格の存在だった。
27
海外の名無しさん
2026-09-17 10:15
>>18 その歴史認識は違う。タブ機能を最初に実装した主要ブラウザはOperaだし、全盛期のOperaはUI・リソース消費・描画のどれをとってもFirefoxよりずっと速かった。しかもその時期はFirefoxの「全盛期」とかなり重なってる。Firefoxが良かったのはオープンソースだったからで、「最高のブラウザ」だったわけじゃなく「最高のオープンソースブラウザ」だっただけだよ。
29
海外の名無しさん
2026-09-17 09:51
>>18 FirefoxはLinux版が長い間ひどい出来だった。Wine/Proton経由でWindows版のFirefoxを動かした方が「ネイティブ」版より快適だったくらいだ(たしか10年くらい前の話)。
16
海外の名無しさん
2026-09-17 09:59
>>9 「今Servoはコミュニティの資金で運営されてる、それの何が問題なんだ?」という点について。Mozillaを見ればわかる。ブラウザはユーザーの目に触れる場所に置かなければ意味がない。実際のウェブで動くブラウザを作るのは巨大なプロジェクトで、いつまでも趣味のコミュニティ資金だけでは続けられない。ユーザーシェアが必要なんだ。Samsungなら自社の家電ユーザーにブラウザを届けられる。
17
海外の名無しさん
2026-09-17 09:48
>>9 広く採用されれば、近い将来「実際に使える選択肢」になる助けになるからじゃないかな。Samsungが例のごとく余計なものと一緒に抱き合わせるにしても、それでエンジンが成熟するなら良いことだと思う。ただ、そもそもSamsungがそうする理由も自分にはよくわからないけど。
26
海外の名無しさん
2026-09-17 09:52
>>17 Firefoxはかつて広く採用されてたのに、Mozillaがそれを自ら手放した。同じことがまた起きるだけだよ。
34
海外の名無しさん
2026-09-17 09:54
>>26 Servoは(広い採用は)一度もなかったよ。でも、Mozillaの経営陣がFirefoxをダメにしたのは事実だ。
19
海外の名無しさん
2026-09-17 10:21
>>11 Fashwareのことか。(リンク省略)
20
海外の名無しさん
2026-09-17 09:19
>>11 それは初耳! 実現したらかなり面白いね。
28
海外の名無しさん
2026-09-17 10:02
>>18 「動画再生やWebRTC用のハードウェアアクセラレーションによる動画デコードは、X11・Wayland両方でVA-API経由で利用可能。firefox-101.0.1-4パッケージ以降はIntel/AMDユーザーでデフォルト有効」とFedora Wikiにある。たしか2022〜23年頃の話。これでノートPCでの動画視聴がかなり快適になった記憶がある。Google MeetがFirefoxで重く感じてたのも、つい最近まで覚えてる。
30
海外の名無しさん
2026-09-17 09:19
>>25 ああ、それはまさにInternet Explorer初期がやろうとしたことだよ。君は経験してないくらい若いんだろうね。
35
海外の名無しさん
2026-09-17 10:42
>>30 Internet Explorerは誰もが使えるオープンソースのエンジンではなかったし、Microsoftに見捨てられた。今回とは状況が違うよ。
32
海外の名無しさん
2026-09-17 09:39
>>25 「長期的なブラウザ互換性のために一番いいのは、リソースをBlinkに集中させることだ」って、それはBlinkにとって都合がいいだけだろ。Blinkを使わない人たちを含む、エコシステム全体やウェブやユーザーはどうなるんだ? 「エンジンが1つだけで済めばいいのに」なんて、残念ながら現実離れした理想論だよ。
33
海外の名無しさん
2026-09-17 09:23
>>25 そうだね、理想の世界ではGoogleが標準の進化を決めて、競合を全部潰して開発対象を1つに絞れば安心だ。独占状態はイノベーションを大いに促進するはずで、競争を封じ込めるのに使われたりはしないだろうさ。(皮肉)
37
海外の名無しさん
2026-09-17 10:45
>>33 Blinkを使うからといって、全ての決定をGoogleに委ねることにはならない。単に、重複した作業をしなくて済むという恩恵があるだけだ。
36
海外の名無しさん
2026-09-17 10:43
>>31 Googleの支配力は上流(Blinkの所有)から来てるんじゃなく、市場シェアから来てる。もし別のフォークが90%のシェアを取ったら、そのフォークが支配力と権力を持つことになる。
この話題の背景と論点
Servoはもともと2012年にMozillaが始めた実験的ブラウザエンジンで、一時期プロジェクトとして縮小されたのち、2020年にMozilla本体から切り離され、Linux Foundation傘下のServo財団として再出発した。2022年にHuaweiが専任エンジニアを提供したことで開発体制が整い、プロジェクトが実質的に「復活」した経緯がある。スレッドで意見が割れたのは、Servoが目指すべきは実際に使える「ブラウザエンジン」なのか、それともWeb標準・WPTテストの検証ツールや他アプリへの組み込み用エンジンとしての価値に徹するべきかという位置付けの部分。Firefoxの歴史を巡っては、ブラウザのタブ機能を最初に実装したのはOperaだったという訂正が入るなど、記憶と史実のズレも見られた。読者が誤解しやすいのは、ServoはFirefoxの後継やMozilla公式プロジェクトではなく、現在はLinux Foundation傘下の独立プロジェクトとしてHuaweiとコミュニティの支援を受けて開発が続けられている点である。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「One Year of Sponsored Servo Development」より抜粋・要約して構成しています。
この記事のリアクション
まだコメントはありません。