友達に誕生日ごとで蓄電池を贈り合う提案、Hacker Newsで議論に
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「友達同士で誕生日のたびに家庭用蓄電池を1台ずつ贈り合い、いずれ全員が持てるようにする」というブログ記事がHacker Newsで話題になった。コメント欄では、回収に11〜13年かかる投資として見合うのかという経済性の議論に加え、AliExpressなら大幅に安く買えるという指摘や、賃貸でも使えるドイツの「バルコニー発電所」の紹介などで盛り上がった。
友達に蓄電池をプレゼントしよう
出典: domenkozar.com / 元記事はこちら
それは第一段階。次は友達の分だね。
いや、それは住宅金融組合(ビルディングソサエティ)の仕組みと同じだよ。10万ポンドは無くても、100ポンドずつ出す人が1000人集まれば家が買える。誕生日方式だと利息の扱いは考えられてないけど、友達なら利息払うのもOKしてくれるでしょ?
それに、そのアービトラージ(価格差取り)は電力会社の方がずっと大きな資金力と動機を持って簡単に潰しにくるから、今後広がっていくと考える理由もあまりないよね。
これくらいの小さいバッテリーなら、必ずしも売電する必要はないよ。電気が安い時に充電しておいて、高い時には今の使用量分だけ放電するように設定すればいい。主幹の分電盤にCTセンサーを付ける必要はあるけど、できるよ。
それに、グリッドに蓄電池が増えれば増えるほど、「安い」時間帯と「高い」時間帯の電力価格差自体が縮まっていくはずだよね。
それがだいたいそのバッテリーの実使用可能寿命と同じくらいみたいだから、平均すればちょうど元が取れる計算になるね。
ギフトはギフトであるべきでは。
それは高すぎる。AliExpressならドイツから直送で2.56kWhが270ユーロで買えるよ。
友達に使えるお金が毎月100ユーロある人ばかりだと思ってるのかな。一体どんな世界に住んでるんだ?
ドイツでは「バルコニー発電所(Balkonkraftwerk)」というものがあって、普通のコンセントに挿すだけで最大800Wを供給できる。ソーラーパネルを繋げば最大2000Wまで対応できる(バッテリーと組み合わせるのが一番効果的)。大家の許可はいらないよ。
やろう!
でもそれだと、誕生日プレゼントは別に用意しなきゃいけないよね。
みんなが同じものをみんなに贈り合うなら、それはもう「プレゼント」というより、P2Pの後払い分割購入みたいなものだよね(悪くはないけど、誕生日が遅い人には損な仕組み)。
だったら毎年テーマを決めて、まとめ買い割引を交渉した方がいいんじゃない。
何でも最適化する必要はないよ。そもそもこんな仕組みをやるのは金持ちくらいでしょ。
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そこが要点じゃないと思う。普通のコンセントが使えるなら、10〜20年に一度、4時間以上の停電が起きた時に冷蔵庫・冷凍庫・ノートPCをちょっと動かせるだけで十分満足だよ。
問題は、そのコンセントがバッテリー側についてることで、冷蔵庫やルーター、パソコンを置きたい場所の近くにバッテリーを設置できるとは限らない点だよね。自分の場合、その3つともバッテリーを置きそうな場所からかなり離れてる。
冷蔵庫だけが心配なら、冷蔵庫専用のUPSというものがあるよ。
その人たちって、そもそも家を持ってるの?
家を持ってるかどうかで、使えるお金の額って根本的に変わるものかな?
場合によっては変わるね。とはいえ、そういう人たちも自分とそんなに大差ないよ。
この話題の背景と論点
家庭用蓄電池は、電力料金が時間帯で大きく変わる市場で、安い時間に充電し高い時間帯に使うことで差額を回収する「アービトラージ」的な使い方が注目されてきた投資対象で、今回のブログの前提もそこにある。イギリスなどでは補助金・リベート制度や、系統に売電せず自家消費のみに使う簡易な運用(CTセンサーで使用量分だけ放電する方式)も存在し、必ずしも売電契約や大掛かりな工事が必須ではない点は本文からは見えにくい。
スレで意見が割れたのは、11〜13年という回収期間を「劣化を考えれば妥当」とみる声と、「バッテリーの実使用寿命とほぼ同じだから帳尻が合うだけ」「電力会社が裁定機会自体を早晩潰しに来る」と懐疑的にみる声との対立、また誕生日プレゼントという体裁を保つべきか、実質は後払いの共同購入に近いとみて割り切るべきかという対立だった。月100ユーロを出し合える友人関係を前提にしている点への格差指摘も出た。
見落とされがちなのは、蓄電池の普及が進むほど需給を通じて安い時間帯と高い時間帯の価格差自体が縮小し、投資としての妙味が構造的に薄れていく可能性がある点、そしてイギリスではプラグイン式蓄電池の扱いがまだ完全には合法化されていない過渡期にあるという規制状況である。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Buy Your Friends Batteries」より抜粋・要約して構成しています。






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