「アメリカでグラムロックが流行らなかった理由」海外掲示板で議論に
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海外掲示板4chanの音楽板に「なぜアメリカ人はグラムロックを好きにならなかったのか」というスレが立った。
ケネディ暗殺からウォーターゲートまでの重苦しい時代背景、州ごとに好みがバラバラなアメリカ市場の特殊性、当時のホモフォビア、そしてKISSだけがなぜ成功できたのかまで、多角的な議論が交わされた。
ノリがふざけすぎてた。70年代のアメリカ人が求めてたのはそういうんじゃない。
でもアメリカ人はグラムメタルは好きだったじゃん
1963年11月22日(ケネディ暗殺)から1974年8月9日(ニクソン辞任)までの間、笑ってる余裕なんてなかったんだよ
アメリカは国土が広くて地域ごとに好みがバラバラだから、昔から厄介な市場なんだよ。ニューヨークで売れるものがテキサスで売れるとは限らない。70年代に全米区で通用したのはストーンズとツェッペリンくらいのもんだ
グラムの美学を受け入れられたのはニューヨークとLAくらいだった。もともと芝居がかった街だから。ミズーリの田舎町のビリー・ボブにスレイドを聴かせるなんて無理な話
当時はFMのDJやロック評論家が絶大な影響力を持ってて、彼らにとってロックはもっと真面目で政治的であるべきもので、おふざけの余地はなかった。ボウイが例外だったのはニューヨーク出身だったからで、ニューヨーカーは中性的な感じや自虐ネタに寛容だった
じゃあKISSはどうやってうまくやったんだ?
スレイドみたいなバンドはシングル向けの曲は良くても、アルバムの出来が良くなかったのも問題だった
アメリカでちゃんとツアーを回らなかったのも痛かった。ボウイとクイーンは本当に必死にツアーをやってファンを増やしたけど、スレイドや10ccはそこまでやる気がなかったみたいだ
>>6
それにボウイとクイーンはシングル頼みじゃなく、ちゃんとしたアルバムを作ってた
>>8
田舎の州のロックファンは最初ボウイの見た目にノれなかったけど、彼は地道にアメリカでファンを増やして最終的に受け入れられた
公平に言うと、グランド・ファンクやグレイトフル・デッド、シカゴみたいなアメリカの大物バンドもイギリスではそんなに人気なかったけどな
???
「グラムロック」って要は古典的なハードロックとほぼ同じ意味で、アメリカで言えばエアロスミスがその代表だろ、何が言いたいんだ?
アメリカのグラムってもっとアリス・クーパーやニューヨーク・ドールズみたいなやつのことだよ
ドールズなんてNYの外じゃファンいなかっただろ。田舎の州のリスナーにあの手の音楽を聴かせるなんて逆立ちしても無理だった
アリス・クーパーはトゲのあるエアロスミスみたいなもんだろ
イギリスでのグラムロックの問題は、ファン層がすごく子供っぽくて主に10〜14歳がメインで、大人は別の音楽を聴いてたこと。アメリカにはそういう住み分けの余地がなかった
当時、異性装なんかやって人気者になれる時代じゃなかった。サンフランシスコみたいな一部の場所を除けば、アメリカ人はかなりホモフォビアだったし、多くの州でまだ同性間の性行為が違法だった
KISSはもっとタフガイっぽい見た目で、スレイドやスウィートがやってたのとは違ってた
それでもブレイクするまで時間がかかって、『Alive』が出るまでは売れなかった
KISSはSF風の格好をしてて、スター・ウォーズの時代の子供たちに刺さった。それに彼らの曲はゲイっぽい内容じゃなかった
70年代のアメリカの若者にとってロックはお堅いもので、皮肉やおふざけでやるものじゃなかった
>>21
KISSは異性装者やロキシー・ミュージックみたいな50年代風フューチャリストというより、アメコミのヒーローみたいな見た目だった。あの派手なグラムの衣装は、灰色で雨がちなイギリスだからこそ視覚的に映えたのかもな
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音楽的には、グラムロックは1955〜65年のロックに近い精神で、3分程度のシンプルな曲が多く、長い演奏や複雑な曲構成はなかった
まあそうだな。グラムロックの曲作りは基本的に50年代ロックンロールへの回帰でパーティー向けだったけど、70年代のアメリカ人が求めてたのはそういうのじゃなかった
グラムロックはゲイっぽすぎたし、気取りすぎてた
グレイトフル・デッドはヨーロッパをあまりツアーしなかったけど、行ったときはいつも大観衆だった。シカゴも向こうである程度成功してた。グランド・ファンクが振るわなかったのは同意だけど、そもそも彼らはヨーロッパで頑張ろうとしてなかった
70年代のアメリカ人に人気だったドラッグは、そもそも踊って盛り上がるのに向いてなかった。対照的にイギリス人はルードやマリファナよりスピード系が好きだった
ああいうバンドは結構ギミック頼りで、音楽そのものより派手な衣装が話題の中心だった
それな。グラムロックの多くは見た目を見ないとそれと分からないものが多い気がする
この話題の背景と論点
グラムロックは1970年代前半、T・レックスやスレイド、ボウイらがイギリスのチャートを席巻した音楽潮流で、化粧や奇抜な衣装を伴う点が特徴だった。米国市場は州ごとに嗜好が分かれやすく、当時は同性間性行為を違法とする州も多く残っていた時代背景があり、スレでもケネディ暗殺からニクソン辞任までの重苦しい空気が引き合いに出された。
議論が割れたのは「グラムロック」の定義そのもので、エアロスミスのようなハードロックを指すという意見と、ニューヨーク・ドールズやアリス・クーパーのような退廃的な系統を指すという意見が対立し、KISSが成功した理由についても衣装の方向性の違いか、ツアーと『Alive』というライブ盤の効果かで見方が分かれた。
読者が誤解しやすいのは、グラムロックが英国内でも国民的な一枚岩の大ヒットだったわけではなく、主に10代前半のティーン層に支持された現象だったという点で、米国での不振は単なる保守性だけでなく、ラジオ形式(AM/FM)の棲み分けや興行の姿勢という構造的要因も絡んでいたことは、レスの中で触れられてはいるものの見落とされやすい。
※本記事は海外掲示板 4chan /mu/ (Music) のスレッド「Why didn’t Americans love glam rock?」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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