「JPEG XLは不要では」海外エンジニアがAVIFと徹底比較

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Hacker Newsで「JPEG XLは本当に必要なのか」と疑問を投げかけるブログ記事が話題になった。珍しいのは、記事の著者本人がスレッドに現れて質問に直接答え始めたこと。議論の中心は、可逆圧縮ではJPEG XLがWebPやPNGより優れる一方、非可逆圧縮ではAVIFに軍配が上がるという性能比較だった。さらにカメラメーカーの対応状況や、GoogleとAppleという企業間の思惑を巡る見方にまで話が広がり、単なる技術論を超えた論争になった。

JPEG XLに対する反論

出典: giannirosato.com / 元記事はこちら

5 海外の名無しさん 2026-09-14 01:47
JPEG XLがウェブで使われるようにならないなら、カメラメーカーやプロ向け画像編集ツールで本当に普及すると言えるだろうか。既存のワークフローには無い、どんな利点があるというのか。ウェブに載せるためにパブリッシャー側がいちいちトランスコードする手間に見合うほどのメリットなのか。
17 海外の名無しさん 2026-09-14 01:53
>>5
何十年もセミプロ〜プロ向けのカメラを複数のメーカーで使ってきたが、JPEG XLで撮影できる機種には一度も出会ったことがない。最近の機種で対応が進んでいるのはHEIFで、それでも互換性の高さではJPEGが依然として王者だ。
7 海外の名無しさん 2026-09-14 01:34
これは純粋に技術的な理由じゃないのは皆分かってるはず。特定のネット企業が握るデコーダー形式の独占を崩すためのものだ。かといって『リンゴ社』の形式を天下取らせるわけにもいかない。だから技術的には負けでも、みんなの顔を立てるという意味では勝ちってところだろう。
19 海外の名無しさん 2026-09-14 02:22
>>7
「リンゴ社の形式」って具体的に何を指してるんだ?
20 海外の名無しさん 2026-09-14 01:46
>>7
AVIFはロイヤリティフリーで、Google以外が開発したオープンソース実装もある。Googleの実装はlibaomだが、見ての通りSVT-AV1の方が優れている。SVT-AV1はMeta、Netflix、Intel、個人の開発者など複数の企業・個人が関わって開発してきたもので、自分自身も開発に携わった。GoogleがAV1の標準化を主導したからといって、それの何が問題なのか分からない。
8 海外の名無しさん 2026-09-14 02:03
WebPと同じように、JPEG-XLも実質2つのコーデックが1つにまとまったような形式だ。VARDCTモードとモジュラーモードがある。モジュラーモードは通常ロスレス用だが、ロッシーにも使える。ロッシーのモジュラーモードを使うと、通常のJPEGとは違う種類の圧縮ノイズが出る。ロスレスならJPEG-XL>WebP>PNGの順で勝るし(ロスレスWebPが勝つこともある)、ロッシーならAVIF>JPEG-XL>WebP>JPEGの順になる。
21 海外の名無しさん 2026-09-14 02:05
>>8
ロッシーのモジュラーモードは効率が悪すぎて、普通のJPEGにすら太刀打ちできない。それにグラフを見れば分かるけど、Iris-WebPがJPEG XLに勝ってるよ。
9 海外の名無しさん 2026-09-14 01:26
この記事の筆者本人です。質問があればどうぞ、答えます。
22 海外の名無しさん 2026-09-14 01:30
>>9
ロスレスは『WebPがあるから』という理由で評価が割り引かれてたけど、WebPのロスレスって8bitのRGBにしか対応してないんじゃなかったっけ。(それに、ロスレス用に拡張子を分けておいた方がいいと思う。じゃないとすぐ混乱するし)
23 海外の名無しさん 2026-09-14 01:37
>>9
片方はオープンでもう片方はそうじゃない、という点にもある程度重みを置くべきじゃないか?追記:ああ、そうか。AVIFはAV1がベースだった。読んでる間ずっとHEIFのことだと勘違いしてた。訂正します。本当に読み応えのある記事だった、指摘もすごく的確。
25 海外の名無しさん 2026-09-14 01:39
>>9
JXLが一番活きるユースケースは何だと思う?他のフォーマットに対してまだ優位性がある場面はどこ?
10 海外の名無しさん 2026-09-14 01:40
プログレッシブAVIFが最近登場してたなんて知らなかった。それとJXLとの比較は結構意外だった。
11 海外の名無しさん 2026-09-14 01:43
自分の写真は全部HEICで撮ってる。わざわざ変換しないで今のを使えばいいんじゃないの?
27 海外の名無しさん 2026-09-14 01:47
>>11
大手プラットフォームが毎日どれだけの画像を配信しているか考えてみてほしい。1枚あたりで節約できるビット数の積み重ねは大きい。
12 海外の名無しさん 2026-09-14 01:55
>>3
同じような裏技がzlibや.pngにも通用するのか気になる。
13 海外の名無しさん 2026-09-14 02:15
>>4
UXにとってその違いが実質的に意味を持つかは疑問だ。JPEG XLはプログレッシブ描画を実現するために、使えるコーディングツールをかなり犠牲にしている。だから自分はAVIFのアプローチを支持する。
14 海外の名無しさん 2026-09-14 02:10
>>4
その違いって重要なのか?
29 海外の名無しさん 2026-09-14 02:19
>>14
プログレッシブ描画はピクセルデータの並べ方を変えているだけ。一方でサムネイルを埋め込む方式は、実質2つの別々の画像を保存しているのと同じ。つまりプログレッシブ描画の方が容量的にも帯域的にも効率がいいはず。
30 海外の名無しさん 2026-09-14 02:19
>>14
そう、デモを見ると分かるけど、『プログレッシブ』なAVIFは8.5KBの時点である程度見られる画像を表示していて、その時点ではプログレッシブJXLより綺麗に見える。ただしAVIFはそこから読み込みが完了するまでその見た目のまま変わらない。約98KBの時点でJXLは明らかに綺麗になり、240KB付近では最終的な画像にかなり近づくのに対し、AVIFはまだひどい状態のまま。280KBでAVIFがようやく読み込み終わると、両者は同じ見た目になる。
18 海外の名無しさん 2026-09-14 01:52
>>6
ロスレスが必要なユースケースは確かに存在する。ただ、ほとんどの人は『見た目はほぼ変わらないまま容量をかなり削れる』高品質なロッシー圧縮で十分満足するはずだ。それで満足できない人は、そもそも容量削減を気にしていない層で、ロスレスPNGのままでいいと思う。
32 海外の名無しさん 2026-09-14 02:17
>>15
将来、PDFに大量の素数を計算させて誰にでもDoS攻撃を仕掛けられるようになる日が楽しみだ。
33 海外の名無しさん 2026-09-14 01:31
>>22
ロスレスが評価から外れたのは、ウェブ上ではロスレスがそこまで役に立たないからだ。
40 海外の名無しさん 2026-09-14 01:36
>>33
みんなのAIブログに貼られてる『AIスロップ』画像がロッシー圧縮かどうかなんて自分は気にしない。むしろ、そんなものにロスレスが必須だと期待する方がむしろ滑稽だと思う。

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34 海外の名無しさん 2026-09-14 01:41
>>23
AVIFはロイヤリティフリーで、SVT-AV1とlibaomはどちらもオープンソースだ。追記:訂正済みなのを見た。ありがとう!
41 海外の名無しさん 2026-09-14 01:57
>>34
SVT-AV1は名ばかりのオープンソースじゃない。開発も議論もオープンな場で行われていて、コミュニティのフォークも今どんどん本流にマージされている。ライセンスがオープンというだけでなく、本当の意味でのオープンソースプロジェクトだ。
35 海外の名無しさん 2026-09-14 01:45
>>23
どっちもオープンだと思うけど。
36 海外の名無しさん 2026-09-14 02:03
>>24
『ブラウザへの採用がもうすぐ必要だとは個人的に確信していない』という最後の一文には異論がある。ブラウザでの採用が進まなければ、カメラのような『採用が理にかなう場面』での普及も遅れると思う。カメラにとって本当に有用かどうかも、個人的には確信が持てない。Sallyの状況は帯域にも機能にもそこまで制約がないから、JPEGやPNGで十分間に合う。JXLは存在しない問題を解決しようとしているだけなんじゃないか?
38 海外の名無しさん 2026-09-14 01:56
>>26
たぶん単に例が悪かっただけだと思う。AVIFもプログレッシブ符号化で複数回の『スキャン』に対応できるはず。
39 海外の名無しさん 2026-09-14 02:04
>>26
AVIFのアプローチの方がUXとして明らかに優れていると心から思う。
42 海外の名無しさん 2026-09-14 02:01
>>41
SVT-AV1-PSYが最初のフォークで、自分が作った。プロジェクトが成熟してきたら、メンテナー陣の方から直接連絡をくれてマージが実現した。一緒に仕事をしていて本当に気持ちのいい、優れたプロジェクトだと断言できる。

この話題の背景と論点

JPEG XLはJPEGの後継としてISOで標準化が進む画像形式で、可逆圧縮と非可逆圧縮を1つのコーデックで扱える点が特徴とされる。一方のAVIFは動画コーデックAV1を画像用に転用したもので、Googleなど大手がAV1のエコシステムを主導してきた経緯があり、ブラウザやハードウェアの対応で先行している。スレッドで割れたのは純粋な技術比較よりも「どの企業が主導する規格を推すか」という力学の話で、記事の著者本人が議論に加わり、ロスレスではJPEG XLが優位、ロッシーではAVIFが優位という立場を示した。カメラ業界の対応は両形式とも限定的で、現状はAppleのHEIFの方が先行しているとの指摘もあった。

※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「The case against JPEG XL」より抜粋・要約して構成しています。

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