AIが人間の凄腕予測者を上回る 海外エンジニアの反応が割れる
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Economist誌が報じた「AIが人間の優秀な予測者(スーパーフォーキャスター)の一部を上回るようになった」という記事に対し、Hacker Newsのエンジニアたちが議論を交わしていた。単なる株価予測ではなく、テトロックの言う「スーパーフォーキャスター」やMetaculus、予測市場を対象にした判断的予測の話だという前提共有から始まり、「優れた予測手法は公になった瞬間に市場に織り込まれて効かなくなる」という再帰性への指摘、AI予測研究に携わる当事者からの「ここまで早く人間を超えるとは予想していなかった」という驚きの声、逆に「破壊的な変化の予測はAIが特に苦手」という現場の声まで、賛否入り混じった反応が続いた。
AIが、人間の優秀な予測者(スーパーフォーキャスター)の一部を上回るようになった
出典: economist.com / 元記事はこちら
市場平均を上回る予測システムは、それが公になった時点で機能しなくなる。
>ノーベル賞はどこに受け取りに行けばいい?
FIFA経済学賞あたりで手を打ったらどうだ。
次は、『主流のLLMを予測するために訓練されたLLM』を予測するLLMが必要になるね。どこまでも入れ子のデリバティブだ。
統計的な時系列予測についてはその通り。でもこれは判断ベースの予測で、また別の問題だ。一回限りの将来の出来事の確率を推定するようなケースが多く、時系列予測モデルは向いていない。
直感によるところも大きいと思う。
AIによる予測に3年前から取り組んでいる者として言わせてもらうと、AIがテトロックのスーパーフォーキャスターやMetaculusのプロ、予測市場をこんなに早く上回るとは、ほとんどの人が予想していなかった。
ニューラルネットワークのこと?
そう、一流の予測者から聞いた話では、AIの予測は世界を根底から覆すような大変動の予測に特に弱いらしい。もっとも、これを検証するのは当然難しいけど。
気候というのは天気のことを言っている?記事は天気に限らず、さまざまな将来の出来事の予測についてだよ。
もちろんモデルの予測は人々に利用され行動を変えさせるから、その時点で予測自体が外れることになる。
まあ、聖職者という道もまだ残ってる。あっちの業界は制服がマシだし。
クオンツ系の運用会社はもうAIに巨額投資しているはずだよ。
AIがEconomistのアン・ロー(Ann Wroe)を置き換えることはない。何本か読んでみないと分かりにくいけど、彼女のスタイルはEconomistの死亡記事欄を、国際ジャーナリズムの中でも屈指の人気コーナーに変えた。
クレイマー(Cramer)は予測が下手なことで有名なのに、それでも大勢の視聴者がついている。つまり予測の上手さ以外にも重要な要素があるということで、良い『物語』を売る力も必要ってことだ。
Economistはこれまでも、MetaculusやGood Judgmentの予測など、他の人間による予測結果を何度も掲載してきた。AIを使うか他の人間を使うかは、報道の質にはあまり関係ないように見える。
それはただの推測だよね。猫を飼っている人と飼っていない友人、猫を飼っている方が良い予測ができるの?
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『2028年の市場暴落を予見できた者は誰もいなかった』
『その通りですね!』
どの時点でこれを『経済』ではなく『ゲーム』と呼ぶべきなんだろう。市場がAIボット同士の出し抜き合いになったところで、社会にとって何の得があるんだ?
高頻度取引(HFT)がまさにそれだと思えばいい。
>予測=モデリング=AI
そこまでは言い切れない。人間は自分の『生体ハードウェア』でモデリングして予測できる。そこに『人工』の要素は無い。
こう言い換えたらどうだろう。『予測とはモデリングによって行えるものであり、AIとはコンピュータによるモデリングにすぎない』
『予測=モデリング=知性』ってことが言いたいんじゃない?
時系列予測モデルがこの用途に向いていないのはその通りだけど、人間だって同じように向いていないと思う。もちろん優秀な人間は平均より優れているだろうけど、それは別に驚くことじゃない気がする。
その通り。本当に驚くべきなのは、優秀な人間(やAI)がどれだけ平均より優れているか、という『差の大きさ』の方だ。人間のスーパーフォーキャスターや予測市場は驚くほど正確でもある。もっとずっと混沌とした世界で、優秀な人間(やAI)が偶然よりわずかにしか良くならない、ということだって有り得たはずだ。でも実際に私たちが生きているこの世界は、かなり予測可能な世界らしい。
この話題の背景と論点
この記事の元ネタであるEconomist誌の報道は、予測を「時系列予測」(株価など数値の推移をモデル化する分野)と「判断的予測」(一回限りの出来事の確率を見積もる分野、Philip Tetlockが提唱した「スーパーフォーキャスター」の領域)とに分けたとき、後者でAIがMetaculusのプロ予測者や予測市場を上回り始めた、という内容とみられる。スレの議論はこの区別を踏まえた上で展開されており、単純な株価予測AIの延長ではない点は誤解されやすい。争点になったのは大きく二つ。ひとつは「再帰性」問題で、優れた予測手法が公開されれば市場や社会がそれを織り込み、優位性自体が消えるという指摘。もうひとつはAIが苦手とする領域で、参加者の一人は「AI予測は世界を根底から覆すような破壊的変化の予測に弱い」という現場の声を紹介しており、これは記事本文では触れられていない実務者の実感として興味深い。全体として、AIの予測精度そのものより「予測が当たることの社会的な意味」に議論が向かった点が特徴的だった。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Artificial intelligence now beats some of the best human forecasters」より抜粋・要約して構成しています。






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