写真のタンク42個分、コンコルドの燃料はどこに?
姉妹サイトの新着
海外の質問系コミュニティLemmyのc/nostupidquestionsに、コンコルドの燃料タンクについての疑問が投稿された。写真に写っているのは750ガロンのタンク1個で、コンコルドの燃料容量31,500ガロンはちょうどこのタンク42個分に相当する。投稿者はそんな量の燃料が一体どこに収まっていたのか気になった、というわけだ。レスでは実際の燃料タンク数は13個だったことや機体内の配置図が次々と貼られ、さらに重心調整用のトリム移送タンクや、遷音速飛行で機首が下がる「マックタック」という現象の話にまで発展した。
コンコルドって、このタンク42個分の燃料を一体どこに積んでいたんだ?
写真にあるのは750ガロンのタンク1個。コンコルドの燃料容量は31,500ガロンだから、ちょうどこのタンクの42個分になる計算だ。
出典: lemmy.world / 元記事はこちら
ちなみに真ん中にある変な形の穴は、主脚が折り畳まれて収まる場所だよ。
飛行機って本当にいろんなものが正常に動かないと成り立たないんだな。燃料ポンプもたくさんあって、それが全部故障せずに正しく燃料を分配しないといけないわけだし。
ちなみに緑色の「トリム移送タンク」は、燃料を前後に送って機体の重心を調整するためのものだよ。マッハ0.8〜1.5の遷音速域を通過するときに「マックタック」という、機首を強く下げようとする力が発生する現象があって、それを打ち消すために燃料を後方へ移す必要があったんだ。
エンジニアリングってすごいな。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/85/Concorde_fuel_tanks_en.svg
この写真を見ると、真ん中の変な形の穴の理由がよくわかるね。主脚が折り畳まれて収まる場所なんだ。
「Admiral Cloudberg」が書いている航空事故の解説記事を知ってる?まさに今話してることそのものだよ。機体、コックピット、地上作業、いろんなことがうまくいかないと成立しないんだ。
完全に同意するよ。1〜2%程度の熱膨張・収縮なんて、飛行機の通常の安全マージンよりずっと小さいしね。
確かに言われてみると、あの穴ってタイヤサイズだね。
燃料は液体だよ。学校で液体について何を習った?
この話題の背景と論点
コンコルドは英仏が共同開発し1976年から2003年まで運航した超音速旅客機で、マッハ2前後で巡航するため機体の重心や空気力学的特性が亜音速機とは大きく異なる。スレッドで話題になった「タンク42個分」はあくまで比較のための思考実験であり、実際の燃料タンク数は13個だった。燃料は単なる動力源ではなく、前後に移送して重心を調整する役割も担っており、遷音速域を通過する際に発生する「マックタック」という機首下げトルクを打ち消すために使われていた点はレスでも詳しく説明されている。一方で、燃料を重心調整や冷却目的で使う発想自体は超音速機特有の設計上の制約から来るもので、通常の亜音速旅客機にはあまり見られない仕組みである点は押さえておきたい。
※本記事は海外掲示板 Lemmy c/nostupidquestions のスレッド「how/where did the concord hold 42 of these tanks ?」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。










まだコメントはありません。