コギ族のAI警告文、海外掲示板で「本物か宣伝か」論争
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コロンビアの先住民コギ族(シエラネバダ・デ・サンタマルタ)が、人工知能への「緊急メッセージ」と題した声明を発表し、海外掲示板Hacker Newsで話題になった。声明は長老の言葉をスペイン語経由で英訳したもので、AIへの警告や問いかけが並ぶ。スレでは「胸に刺さる内容」と評価する声もあったが、掲載元のサイトが4,444ドルの音楽制作リトリートを販売していることが指摘されると、「先住民の権威を利用した宣伝文句では」という疑いが強まり、AIが代わりに書いたのではという推測や、コギ族の「孤立した伝統社会」という前提自体への疑問も飛び交った。
コギ族からの、人工知能についての緊急メッセージ
出典: sonidoselva.com / 元記事はこちら
コロンブス以前からの存在だということが、その意見に何か価値や説得力を加えるの?大きな視点で見れば、同じ場所にもっと長く存在してきた社会は他にもたくさんある。でも誰もジェリコの"長老たち"にコメントを求めに行ったりはしないよね。
黄金の子牛を持ち出すのは面白い視点だね。あれは人々自身の装飾品から作られたものなのに、まるで自分たちの外側にある、自分たちより偉大な何かとして崇めていた。
英語版はページの後半にあるよ
どちらかと言うとOpenAIっぽい文体だな
コギ族の中には正規の教育を受けて大学に通っている人もいるから、あなたが持ち出そうとしている"孤立した部族"という藁人形論法は当てはまらない。ボゴタのコロンビア国立大学にいた頃、実際に彼らの出身者を見かけたことがある。
つまり、彼らの意見に重みを持たせているはずの前提自体が、実は本当じゃないってことだね。
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この団体、4,444ドルの5日間"音楽制作リトリート"を販売してるよ。
今の時代、部族への帰属というのはまず第一に形式上の身分であることが多い。この文章の著者たちも、一日中スマホを触っていてもおかしくない。メッセージの中で呼び出している先祖たちのような暮らしは、まずしていないだろう。
「だから私たちは、あなたたちの問いよりもっと根本的な問いを投げかけたい。人工知能に、それ以外のどんな価値観を持たせられるというのか?あなたたちがその唯一の手本なのだから。何を期待していたのか?」――人類を"あなたたち"と呼ぶこの人たちは何者なんだ?まるで自分たちは人類に属していない(あるいはこの文章のトーンからすると、人類より上にいると思っている)かのようだ。
ソフトウェアエンジニアとして、どこかの小さな部族がハッシュテーブルの改良や圧縮アルゴリズムについてコメントした例が過去にあったか考えてみたけど、今回が初めてだ。
私立の宗教学校でスケープゴート役を押し付けられていたから、その例えを出したんだ。
この話題の背景と論点
コギ族はコロンビア北部のシエラネバダ・デ・サンタマルタに住む先住民で、自らを「兄(エルダーブラザー)」、外部の文明を「弟」と呼び、環境破壊などへ警告を発信してきた歴史を持つ(1990年のBBCドキュメンタリーなどで知られる)。今回の声明もその系譜にあるが、掲載元のsonidoselva.comが高額なリトリートを販売する団体である点が、スレの疑念を呼んだ。論点は大きく二つに分かれる。声明の内容そのものをどう受け止めるかと、発信者の立場や動機をどこまで信用できるかだ。後者ではAIが文章を代筆したのではという推測まで出ている。声明の真偽やコギ族側の実際の意図は、本稿の時点では確認できていない。
※本記事は海外掲示板 Hacker News のスレッド「An Urgent Message on Artificial Intelligence from the Kogui People」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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