リーナス氏「カーネルのAI活用はより健全なモデルに」海外で賛否両論
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Linuxカーネルの開発を統括するリーナス・トーバルズ氏が、カーネルは「安定化フェーズ」を終え、AIによるコード貢献についてはより「健全なモデル」に移行したと述べたと英The Registerが報じた。この話題を取り上げた海外掲示板Lemmyのc/technologyでは、「レビューできる熟練者が使えばAIは単なる補助ツールになる」という擁護論と、「LLMが生成するコードはスロップ(ゴミ)に過ぎない」という批判論、さらに環境負荷や労働環境への悪影響こそが問題だという意見まで並び、評価が大きく分かれていた。
リーナス・トーバルズ氏、Linuxカーネルは「安定化フェーズ」を終え、AIによる貢献についてはより「健全なモデル」を採用していると語る
出典: theregister.com / 元記事はこちら
まさにそれ。未熟な人が使えばゴミ(スロップ)を生むだけの道具だけど、レビューできる熟練者が使えば単なる補助ツールになる
逆に『AIについて少しでも好意的なことを言った瞬間、そいつは悪人か無知のどちらかだ』と決めつける態度の人も多い気がする
Lemmyの住人は、AIが『純粋な悪』以外の何かだと匂わせただけで急に取り乱す人が多いよな
LLMやエージェント型AIを何でもかんでも『スロップ』と同一視する人が多すぎる。コードレビューを沢山やってるテックリードの立場から言うと、元々ダメなやつはAIを使ってもダメなままだし、元々できるやつはAIを使ってもちゃんとできる
記事に書かれてる内容のどこが『スロップ』だって言うんだ?
『AIを上手く使えてる』ことは、それが引き起こす膨大な害を相殺しない。その害こそが『スロップ』の一部なんだ。環境へのスロップ、労働環境へのスロップ、社会の劣化というスロップ
長年リーナスの意見にはかなり同意してきたけど、これはそのひとつじゃないな。でも言いたいことは分かるよ、ただ今話してるのは俺の話じゃないから
やったぜ!サルマンがついに『見る石』を使い始めたぞ!なんて賢い老魔法師だ、これで未来が見えて正しい道を選べるようになる、絶対に何も問題は起きないし倫理的な懸念もゼロだね(皮肉)
いや違う。重要なのは、好きだろうが嫌いだろうが、Linuxがどうあるべきかを決めるのはリーナスだということ。俺たちは30年以上そうしてきたように、彼のプロジェクトをそのまま受け入れるか、そうでなければ別の道を行くかを選ぶだけ。それ以上の話じゃない
『政府がAIをなくならせない』だけの話じゃない。ユーザー自身がAIをなくならせないんだ。例えば俺はコーディングエージェントを動かすのにAIがめちゃくちゃ役立ってる。しかもローカルマシンで自分で動かしてる。世界中のAI企業が明日全部潰れても、俺は変わらずAIを使い続けるし、他の愛好家や小さな会社も同じようにするはずだ
俺は彼のことも好きじゃないし、AIも好きじゃない
この話題の背景と論点
Linuxカーネル開発では、提出されたパッチを人間のメンテナーが査読する体制が長年の基本原則とされてきた。今回話題になったのは、AI生成コードの扱いに関する運用が「安定化フェーズ」から次の段階に移ったというリーナス氏の発言で、具体的な新ルールの詳細は元記事側に譲られている。スレッドで割れたのは「AIを使うこと自体の是非」ではなく、「レビューする側の技量次第で結果が変わる」という立場と、生成物の出来栄え以前に環境負荷や労働環境への影響を問題視する立場の違いだった。後者は品質論とは別の軸からの批判であり、両者が同じ「スロップ」という言葉を違う意味で使っている点は読み違えやすい。
※本記事は海外掲示板 Lemmy c/technology のスレッド「Linus Torvalds says Linux kernel is out of ‘stabilization phase’ and using ‘much healthier model’ for AI contributions」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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