「ノーランのバットマンは名作じゃなかった」海外オタクが徹底討論
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海外の掲示板4chanのコミック・アニメ板「/co/」で、クリストファー・ノーラン監督のバットマン三部作(2005〜2012年)の評価を巡る議論が伸びていた。スレ主が「ノーランのバットマンは名作じゃなかった」と投げかけたことから、三部作の中で『ビギンズ』を推す声と、格闘シーンの粗さや脚本の弱さを批判する声とで意見が割れた。ジョーカーの名セリフの寒さや、脚本家デイヴィッド・S・ゴイヤーへの評価にも話が広がった。
ノーランのバットマンは、そもそも名作じゃなかった。
ミレニアル世代はこれを見て『最高にクールで深い作品だ』と思い込んでたんだよな
大人になって分かるのは、三部作の中で一番いいのは『ビギンズ』だってこと。『フォーエヴァー』や『&ロビン』のキャンプ調と、『ダークナイト』『ライジング』の陰鬱すぎるダークさの、ちょうど橋渡しになってるから。
ベールのバットマン声も一番良かった。他の2作みたいに漫画的にガラガラ声じゃなかったし。
そもそも何年も間が空いてる別々の映画化なのに、橋渡しなんて必要ないだろ。前作の失敗がある程度忘れられたからこそ、新しいバットマン映画を作ったんだし。
ノーランのバットマンは、『バットマン&ロビン』でシリーズが崩壊した後に本当に必要だったヒーロー像だった。アーカムシリーズやバットフレック、2022年の『THE BATMAN』を経た今の目で見ると駄作っぽく感じるかもしれないけど、一部のオタクや子供以外の層にもこのキャラを真剣に見てもらえるようにしたのは事実。
良い三部作だったのは間違いない。でも問題は、ガンを治せなかったってことだ。だからゴミ箱行き(笑)
面白いのは、コミックを読まない人ほど『ノーランがバットマンを変えた』と思ってること。実際は80〜90年代の原作準拠で描かれてるだけで、多くの人がアニメ版やバートン版のイメージに慣れてるからそう見えるだけ。本当にキャラ崩壊してるのは『ダークナイト』と『ライジング』の終盤くらいで、デントについて市民に嘘をついて、あんな小さなことで引退しちゃうところだけだよ。
あれは嘘をついてただけじゃないの?デントを操ろうとしてる時に言ったセリフだし。彼の計画の本当の狙いは混沌というより道徳的な腐敗を広めることで…結局それも失敗するんだよね。
バットマンは肘で戦う男だから。
でも3作目のクライマックスが1966年版の爆弾シーンへのオマージュになってるのは、結構いいところだと思う。
・脚本をハリウッド臭くしない ・スーツを原作準拠にする ・ゴッサムは『ビギンズ』のまま ・ジョーカーの犯罪はもっとコミカルに ・レイチェルは出さない ・『ライジング』は完全に脚本を書き直す ・スケアクロウをもっと悪役らしく ・トゥーフェイスは死なせない ・バットマンの声はゲーム版のベールの声を使う これで名作バットマン映画が出来上がるはず。
普通に『犯罪と戦う』だけでも大分マシになる。何百万人も爆弾で吹き飛ばそうとするサイコ野郎を毎回毎回止める話じゃなくて…それ、『THE BATMAN』にまで引き継がれてるし。美術館強盗、誘拐、恐喝、銀行強盗、そういう地味な事件でいいんだよ。
子供の頃YouTubeで見てた『ビギンズ』のファン制作続編があったの覚えてる。見つけたので貼る。『バットマン:ダーク・ディセント』は、Eric Smigiel氏が作った『ビギンズ』のファン続編『バットマン・ブルータリティ』と『バットマン・デュアリティ』を再編集したものらしい。
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三部作のどれかで本物のファイトコーディネーターが使われてたなんて信じられない。だから『戦い方』で何かを表現しようとしてたなんて考えにくい。初期の『ロッキー』のボクシングの方が、ノーラン三部作の格闘より、まだ実際の武術に近いレベルだと思う。
意図的じゃなかったとしても、00年代〜10年代前半の『リアルっぽさ』への好みには合ってたと思う。本当にリアルというわけじゃなく、あくまで『そう見える』ってだけのやつね。
『ダークナイト』を違法ダウンロードして、14歳の時に10回くらい見返してたわ
まさにその映画が想定してた観客そのものだな。
顔と声は正直良くなかったけど、それ以外に良いところはあった。
この話題の背景と論点
クリストファー・ノーラン監督の『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト・ライジング』は2005年から2012年にかけて公開され、1997年の『バットマン&ロビン』の不評で低迷していたシリーズを立て直した作品として知られる。スレでは、三部作の中で『ビギンズ』を再評価する声と、格闘シーンの粗さや脚本の弱さを指摘する声とで割れていた。なお、ノーラン作品の政治的解釈をめぐる一部のやり取りは映画評から離れた政治論争に発展していたため、本記事では取り上げていない。読者が知っておくといいのは、この三部作は公開当時「暗く重すぎる」という批判も受けており、ここで交わされている「格闘シーンが粗い」という指摘は、近年のリバイバル的な高評価とは別の視点から出ているという点だ。
※本記事は海外掲示板 4chan /co/ (Comics & Cartoons) のスレッド「Nolan’s Batman was never good.」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。
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