世界標準になりかけた日本製OS「TRON」、米国の介入で頓挫した過去に海外反応
日本発のOS「TRON」は世界標準になる可能性を持ちながら、米国の通商圧力で規格採用を阻まれたと報じる記事に、Hacker Newsで反応が集まった。
任天堂SwitchのJoy-Conや本体のRTOSが今もTRON系技術を使っているという指摘や、なぜ米国以外発の技術が世界標準になりにくいのかを巡る議論が交わされている。
日本は世界向けのOSを作ろうとしたが、米国が介入した
出典: xda-developers.com / 元記事はこちら
TRONは単なるOSじゃなくて、色々なパーツが連携して動く統合システム全体だったんだよね。1989年に東京で『TRON電脳住宅』という技術デモが実際に建てられている。試したいなら、今のVMでも動くBTRON 4.5のメディアがここにあるよ。
笑った、俺も自動車の安全関連アプリを評価してたときに、T-Kernel系列の派生版としてこのファミリーに実際に遭遇したことがある。
このスクリーンショットが見られて嬉しい、投稿ありがとう。任天堂のJoy-ConはmicroTRON系のバージョンで動いてるし、ソフトのIntelligentPadもTRONの概念をかなり取り入れてたよ。
マジで!? それはいい話だな。Joy-Conの部分について出典ある?
そりゃそうだろ。実質的に自国の属国みたいな国に、重要技術のスタックをそこまで握らせるのを米国が許すわけがない。
しかも実際に失敗を引き起こしたのは、ある日本人の強欲さのせいでもあるという話もある。
BTRONのアイデアの一部は、素人目にはOpenDocに似てる気がする。OpenDocに詳しい人、コメントもらえない?
これは微妙な話で、AmigaOSやBeOSと同じように明らかに先進的だったのに、他のコメントにもある通りそれがそのまま普及にはつながらない。似たような話で言うと、MSXはもっと世界で使われてもよかったと個人的にはずっと思ってるし、PCエンジンも同様。でもどちらも海外ではあまり広まらなかった。
1989年時点で、日本国内ではすでにMS-DOSが主流だった。DOSアプリが動かせないとなると、普及するイメージが湧かない。一方でマイクロソフトはDOSアプリとの互換性を持たせてWindows 95を出し、それが普及した。
でもそれはNEC PC-98向けのMS-DOSで、IBM互換じゃない独自プラットフォームだった。つまり元々日本専用のカスタム仕様みたいなものだったわけだ。
冒頭の説明を読むと、Smalltalk-80に同梱されていた『The Analyst』というハイパーテキスト式の辞書ツールにすごく似てる印象を受ける。実現していたらどうなってたんだろうな…
個人的には釣りタイトルっぽく感じる。OSなんて他にもたくさんあった。GEM、OS/2、NeXT、BeOS、GEOS、MSX…どれも成功しなかったわけで、その理由を陰謀論めいたエピソードで語る釣り記事なんていくらでも書けると思う。
報告書によると、米国はTRON OSを支援するための日本政府による市場介入を懸念していて、TRONが政府の後押しを受けている具体的な市場を2つ特定していたらしい。米国政府ってとんでもない参入障壁(モート)だな。
世界の金融の中心地は、自分の近くにいる企業を勝者に選ぶ。ただそれだけの話。米国外の企業にはそもそもあまりチャンスがなかった。今は世界の工学の中心地になった中国も同じことをしている。金融の中心地が中国を脅威だと煽っているんだから、そうせざるを得ないんだろう。
AmigaはPCに勝てなかった。でもそれはOSとは関係ない理由による。スティーブ・ジョブズとアーヴィング・グールドを入れ替えたら、Appleだって10年もたずに潰れていたと思う。
それって運なのか、それとも大胆な製品・マーケティング判断だったのか。一番乗りだったのが運だったのか、先見の明だったのか。
見つけた!プレスリリースがある。2017年6月22日付で『Nintendo Switchゲーム機がeSOLのµITRON 4.0準拠RTOSとexFATファイルシステムを採用』という発表があったよ。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Japan tried to build an operating system for the world, the US intervened」より抜粋・要約して構成しています。






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