「初の非イタリア系ローマ皇帝」セウェルス説に海外史学板で異論続出
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4chanの歴史板/his/に、193年から211年までローマ皇帝を務めたセプティミウス・セウェルスを紹介する投稿が立った。セウェルスは北アフリカ出身で「史上初の非イタリア系ローマ皇帝」とされる人物だが、スレでは早速「トラヤヌスやクラウディウスも非イタリア系では」と異論が相次いだ。さらに話はローマが征服しなかったスコットランドやゲルマニアのこと、ハドリアヌスの長城は金の無駄だったのかという脱線にも広がった。
「非イタリア系の皇帝が出てくると、ローマ帝国はとたんに傾き始める」
……
ブリテン諸島は湿地の多い気候のせいで、昔から飲み水がひどいことで知られていた。
「ペルシャ人になる」→「ローマ軍に何度も略奪されるような、何も遮るもののない平原に首都を置く」
天才的だな。
「史上初の非イタリア・非北アフリカ系の皇帝」になっていたかもしれないのはルキウス・クィエトゥスだが、それを理由にハドリアヌスが彼を殺してしまった。
https://en.wikipedia.org/wiki/Lusius_Quietus
イタリア国外で生まれた最初の皇帝はトラヤヌスじゃなかったか?
厳密には、父ドルススがガリアに赴任していた間にクラウディウスもガリアで生まれているが、普通それは数えない。
言われてた通り、ゲルマニアは都市も無い未開の部族社会だった――最初のドイツの都市はケルンやウィーンのようなローマの植民都市だ。軍が奪えるような富が無かった。
帝国のどの地域にも僭称者はいた。ブリテンだけが特に目立つわけじゃない。
この話題の背景と論点
セプティミウス・セウェルスが「史上初の非イタリア系ローマ皇帝」と呼ばれるのは出生地ではなく血統によるもので、父系がベルベル・カルタゴ系、母方も北アフリカの家系という点が根拠になっている。一方スレで対抗候補として挙がったトラヤヌスは、出生地はイスパニア(現スペイン)のイタリカだが、家系はそこに移住したイタリア人植民者の子孫で血統自体はイタリア系とされる。クラウディウスも父ドルススの任地だったガリアで生まれたが、ユリウス・クラウディウス朝の正嫡でイタリア系の血統に変わりはない。スレの反論は「出生地が国外」と「血統が非イタリア系」を混同したところから生まれており、セウェルスの特異さはあくまで血統面にある。またローマがスコットランドやゲルマニアを完全征服しなかった理由として語られた「略奪できる富が無かったから」という説明は、実際には遠征・駐留の維持費が見込める利益を上回るという経済的合理性の一側面であり、スレの一言で片付けるには単純化されすぎている点は留意したい。
※本記事は海外掲示板 4chan /his/ (History) のスレッド「Septimius Severus was Roman emperor from 193 to 211 and seized power in the Year of Five Emperors following the assassin」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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