幼少期のScratch体験はキャリアに繋がるか Carmackの問いに海外で議論

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id Softwareの共同創業者John Carmackが、Xで「幼少期にScratchを使っていた経験は、その後のやりがいのあるキャリアにつながっているだろうか」と問いかけた投稿がHacker Newsで話題になった。子ども向けのブロック式プログラミング言語Scratchは教育現場で広く使われているが、実際にそれが職業としてのプログラミングにつながったと語る「成功談」は意外と少ない。スレッドではBASICやTIの関数電卓、GameMaker、LEGO Mindstorms、オンラインゲームのボット作成まで、原体験として挙がるツールは人それぞれで、「早期教育とキャリアに因果関係はあるのか、それとも単なる相関か」という論点で意見が割れた。

Carmack:「幼少期からScratchに親しんだ経験は、その後のやりがいのあるキャリアにつながっているだろうか?」

出典: twitter.com / 元記事はこちら

3 海外の名無しさん 2026-09-01 02:15
絵本は子どもが文字に親しむ入口だと思うけど、AO3(二次創作サイト)に投稿していた経験を語る人はいても、「幼少期の絵本体験のおかげでやりがいのあるキャリアを築けた」という成功談は聞いたことがない。誰かいる?
30 海外の名無しさん 2026-09-01 02:18
>>3 その皮肉っぽい例えはあまり成立しない。実際、ゲームのおかげでキャリアを築けたという人は結構いるし、自分もその一人だ。Robloxに感謝してる。
4 海外の名無しさん 2026-09-01 02:26
それはツール・ド・フランスの選手に「補助輪のおかげで成功した」と言えるか聞くようなものだ。自分も中学のVisual Basicの授業が今のキャリアの理由だとは思わないけど、知らなかったことをたくさん教えてくれたし、少なくともマイナスにはならなかった。
32 海外の名無しさん 2026-09-01 02:33
>>4 思っている以上に的確な例えだよ。補助輪は実は自転車の習得を難しくする。Carmackが言いたいのもそれで、Scratchについても同じことを言いたいんじゃないかな。彼ならプログラミング入門としてVBの方をScratchよりずっと高く評価すると思う。
33 海外の名無しさん 2026-09-01 02:36
>>4 でもF1ドライバーは皆、幼少期のカート経験のおかげだと言っている。早いうちに土台を作っておくかどうかは大きな差になる。自分もLogoとTurbo Pascalが無ければ今とは全然違うキャリアになっていたと思う。
34 海外の名無しさん 2026-09-01 02:31
>>4 それよりは、ツール・ド・フランスの優勝者に「フリントストーンばりに足で地面を蹴って進む幼児用の乗り物」のおかげで勝てたと聞くようなものだと思う。
5 海外の名無しさん 2026-09-01 01:04
後から振り返って「きっかけだった」と思うのは、必ずしも最初に触れたものとは限らない。自分はアメリカ人だけど13歳のときヨーロッパでC++の授業を受けた(今思うと先進的な学校だった)。でも聞かれたら大抵「RuneScapeのボットをスクリプトで作っていたのがこの道に入ったきっかけ」と答える。楽しかったし印象に残っているから。ただ、プログラミングというもの自体を知らなかったら、それをやろうとも思わなかったかもしれない…
7 海外の名無しさん 2026-09-01 02:18
子どものいる夫婦とルームシェアしていたことがある。その子はまずScratchを覚えて、1〜2学期のうちに驚くほど本格的なアプリを作るようになった。今ではテキストベースの言語に進んでいる(まだキャリアを語れる歳ではないけど)。Scratchは夢中になれるもので、良いスタートになっていたと思う。
9 海外の名無しさん 2026-09-01 01:15
Scratchの問題はエコシステムだと思う。まだキーボードに不慣れな子ども向けのUXはよくできているけど、子どもは学ぶのが速いから、ある時点でその「とっつきやすさ」の段階を超えてしまい、その先に何も無い状態になる。
13 海外の名無しさん 2026-09-01 02:32
コードを学ぶこと自体はScratchの本来の目的じゃない。でものめり込んだ子ども、特にコミュニティにまでのめり込んだ子どもには長く残る影響がある。Scratchを作ったグループのポッドキャストで、実際にそういう人たちの話が聞ける。
15 海外の名無しさん 2026-09-01 01:19
子どもの頃はメモリ4KBぽっちのしょぼいBASICで遊んでいた。今の仕事は気に入っていて、組み込み系からデータベース設計まで何でもやっている。うちの息子はScratchから始めてMinecraftに進み、15年経った今は宇宙用レーザーのパラメトリックCAD治具設計の仕事をしている。まあ大丈夫だろう。
16 海外の名無しさん 2026-09-01 02:25
個人的には、Scratchの効果はかなり限定的だと思っている。子どもは11〜12歳くらいから「本物の」プログラミング言語を始められるわけで、それよりさらに早くから始めたところで結果が変わるとは思えない。
37 海外の名無しさん 2026-09-01 02:29
>>16 タイプミスに強い言語ってあるのかな。子どもがコードを書くうえでは結構大きなつまずきポイントになりそうだけど。その点、BASICは割と良くできていた気がする。
17 海外の名無しさん 2026-09-01 02:33
そうだね、John。自分は履歴書にScratchとマグフォーマー(磁石ブロック)の経験を書いていたのを採用担当者が見て、最初の仕事を得られたよ。
18 海外の名無しさん 2026-09-01 02:16
うちの子どもたちはScratchで育って、今でも時々そこでゲームを作って遊んでいる。プログラミングの概念に気軽に触れさせるにはいい方法だった。上の子は今16歳でHack Clubの活発なメンバーになっているから、Scratchはその「やってみたい」という気持ちを与えたきっかけの一つだったと思う。
22 海外の名無しさん 2026-09-01 01:56
やりがいのあるキャリアかどうかは分からないけど、実際自分は今もBlockSCADをよく使って、OpenSCADや今取り組んでいるプロジェクトのPythonSCAD向けに簡単なアルゴリズムやデザインの下書きを作っている。
23 海外の名無しさん 2026-09-01 01:57
中学2年のときScratchが大好きだった。今は大学を出て数年、プリンシパルソフトウェアエンジニアをしている。でもこの二つを結びつけて考えるのは無理があると思う。
24 海外の名無しさん 2026-09-01 02:06
昔、LEGO Mindstormsの開発環境(Scratchベース)を使っていた。Clik n' Playみたいなものと合わせて、かなり良かった。「イベント駆動」と「ブロックだから構文エラーとか変なミスが起きない」という組み合わせが自分にはすごく合っていた。
25 海外の名無しさん 2026-09-01 02:12
子どもの頃も少しBASICでプログラムを書いていたけど、本当にのめり込んでキャリアをプログラミングに変えるきっかけになったのは、大学院時代にMUSH(Amber-MUSH)を作ったことだった。おかげでいい友人も何人かできた。
26 海外の名無しさん 2026-09-01 01:46
ただ、TI-8*系の関数電卓でプログラムを組んだのがきっかけだったと語る優秀なエンジニアは結構知っている…今の時代だと何がそれに近いんだろう。今はWeb/JSあたりが十分手軽に始められるのかもしれない。

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27 海外の名無しさん 2026-09-01 01:15
CS50の課題でScratchを使って音楽プラットフォーマーを作った。それが今のコンピュータ関連のキャリアにつながったと思う。
39 海外の名無しさん 2026-09-01 01:48
>>27 音楽プラットフォーマーって何?
28 海外の名無しさん 2026-09-01 02:05
Scratchじゃないけど、GameMakerのビジュアルプログラミングが自分にとって初めて理解できたプログラミング体験だった。
38 海外の名無しさん 2026-09-01 01:47
自分にとっての基準は「かっこいいかどうか」だった。育った頃はそれがFlashやJavaだった。なんでインターネットをかっこよくないものにしてしまったのか、いまだによく分からない。
41 海外の名無しさん 2026-09-01 02:37
馬鹿げているのがまさにポイントだ。Scratchとゲームの改造(MOD)のどちらが子どもの将来のプログラミングキャリアに有利かを比べるなんて、いかにも大人が真面目くさってやりそうな滑稽なことだ。子どもが学びながら楽しさや探求を経験できるなら、大事なのはそこだけだと思う。
43 海外の名無しさん 2026-09-01 01:33
でも今だって、問題を解決するため、アプリのバグを直すため、何かを達成するためにコードを書いているわけだよね?自分にはそんなに違うようには感じられない。対象がゲームじゃなくなっただけで。
45 海外の名無しさん 2026-09-01 02:43
後から「キャリアの成功につながった」と誰も思わないようなことの中にも、実はその人の学びや成長の土台になっているものはたくさんある。自分の理解では、Scratchは「作る・組み立てる・試してみる」という教育アプローチを軸に設計されたものであって、子どもをプログラマーのキャリアに送り込むためのブートキャンプ的な仕組みではない。

この話題の背景と論点

Scratchはマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが2007年に公開した子ども向けのブロック式プログラミング言語で、世界中の学校教育で広く採用されている。スレッドの対立軸は、幼少期の特定のツール経験と将来のキャリアの間に因果関係があるのか、それとも単なる相関(生存者バイアス)に過ぎないのか、という点にある。F1ドライバーが皆カート経験を語ることを引き合いに「早期教育は土台になる」とする意見がある一方、たまたま成功した人が自分の過去を都合よく物語化しているだけだとする懐疑的な意見も根強い。また「やりがいのあるキャリア」の定義がそもそも曖昧なまま議論が進んでいる点も、意見が噛み合いにくい一因になっている。

※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「Carmack: Has early Scratch experience led to fulfilling careers?」より抜粋・要約して構成しています。

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