AIの長文回答を防ぐ「ADHDスキル」に海外エンジニアから賛否
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Hacker Newsで、AIコーディングエージェントの長文回答を防ぐためのスキル「I-have-ADHD」が話題になっていた。GitHubで公開されているこのスキルは、Claude CodeやCodexのようなエージェントが結論を先延ばしにして長々と説明してしまう挙動を抑えるためのプロンプト集で、リポジトリの大半は評価用コードが占め、肝心のスキル本体は140行程度しかない。スレッドでは「なぜ設定ファイルではなくスキルなのか」という技術的な疑問に加え、「ADHD」という言葉を軽々しく使うことへの違和感や、実際にADHDを持つ当事者同士でも「恩恵」か「重荷」かで意見が真っ二つに割れる展開になった。
I-have-ADHD: コーディングエージェントに結論を埋もれさせないためのスキル
出典: github.com / 元記事はこちら
僕はADHDを持っていて、何と引き換えにしても手放したくない賜物だと思ってる。ただ、それを活かすコツをつかむまでに何年もかかったけど。
『ADHD的』な、あるいは世間でそう思われている行動を指す言葉として広まっただけなんだと思う。
他のスペクトラム障害と同じで、程度や幅の違いはあれ、大抵の人は中核症状のいくつかに心当たりがあるものだと思う。だから『自分もADHDっぽい』と言う人は、案外的外れじゃないことが多い。
これは誰にとっても単純にうっとうしいことだと思う。10ページの論文みたいな説明をされて、結論は『問題ないよ』の一言、みたいな。
残りは評価用(eval)のコードみたいだね。スキルの文言を作り込む過程で使うもので、スキルと一緒に配布されるものではないはず。
単なる好み・流儀の問題だよ。
長文だらけで困って我慢の限界になったときに/i-have-adhdを呼び出せる、という使い方ができる。/i-have-adhdが生成する応答は常に欲しいわけじゃないし、AGENTS.mdに書いたことはコンテキストが増えるにつれて効き目が薄れがちだから。
作者がテストを回したりバージョンをデプロイしたり、ソフトウェアエンジニアリングっぽいことをしている気分に浸れるようにするためだよ。
それ、Output Stylesという機能でできないの? https://code.claude.com/docs/en/output-styles
何かを共有するには、公開リポジトリが一番手軽な方法だからだよ。
自分はCLAUDE.mdの最後に必ずこう書いてる。『――全部の単語を読むとは限らないので、まとめの最後に、分かったこと・推奨事項・自分に求められていることのTL;DRを付けてください』これがすごく効く。Solには全く要らないけど。
それだとあまりうまくいかないし、安定しない。エージェントに『なぜ簡潔にすべきか』の理由を添えてあげると、本当に効果が上がるみたい。
ああ、また『自分は当事者だけど君は違う』ってやつね。
この分野の科学はまだ発展途上だからね。
賜物なのは、呪いに変わるまでの話。ADHDのクラッシュアウトやバーンアウトが訪れたときは、乗り越えるのが本当に大変。何かしら責任のある立場の人なら、いつかは必ず訪れる。来るか来ないかの問題じゃなくて、来たときにどれだけ備えられているかの問題。
本質的にはフリーズ反応と似ているところがあって、心拍数を上げること(刺激薬、運動、温度刺激など)で乗り越えられる。複雑性PTSDの症状ともかなり重なる部分がある。
自分もADHDを持ってる。『うまく付き合う』方法が分かったのは良かったと思うけど、それでも賜物ではないよ。
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どこが賜物なのか説明してもらえる? 具体的にどんな恩恵があるの?
ハイパーフォーカスと、ある思考の流れをすぐに『手放す』(=気をそらす)能力の両方が、すごく役に立ってる。
自分もそれを持ってて、しんどいよ。毎日薬を飲まないといけない。注意欠陥と多動が、なんで賜物になるの? もしかして別の何かの話をしてるんじゃない?
今まさにその戦いの真っ最中。自己管理でやるレベルの仕事に差し掛かるまでは順調だったんだけど……
いや、全然、気を悪くしたりはしてないよ(そもそも怒る理由もないし)、共感できたらとは思うけど、ただちょっと不思議な感覚だった、それだけ。
メディアや社会、専門家でない人から聞いた話をもとに『自分はこういう病気・障害を持っている』と思っているだけで、実際にその障害が何なのかを理解しないまま、そう言ってしまえるのはどうしてなんだろう?
それを言い出したら『何かを言える』根拠自体、みんな怪しくなる。誰もが自分の経験や、自分が正しいと思っていることを元に話しているだけで、それはメンタルヘルスの話でも、ランチの美味しい店の話でも同じ。普遍的な真実なんてない。全部は相対的に動いている。年が変われば、DSM(診断基準)も変わる。みんなの経験が、今よりもっと違っていたら、むしろその方が驚きだと思う。
いや、それならgistへのリンクで十分なはず。
それも一理あるとは思うけど、このリポジトリには評価用のコードとか、スキルに関連する他のコンテンツも置かれてるから。gistは『置き換え』というよりは『追加』の選択肢になりそう。
自分もお気に入りのやり方があって、何かを読ませた後に『質問・コメント・懸念点』を聞くようにしてる。記事の要点を素早くつかむのにすごく良い。
この話題の背景と論点
「I-have-ADHD」はClaude CodeやCodexなど、AIコーディングエージェント向けの「スキル」としてGitHubで公開されているプロンプト集で、要点を先に述べさせ回答を冗長にしない工夫が140行程度のMarkdownにまとめられている。スレではまず、なぜAGENTS.mdやCLAUDE.mdのような常時読み込まれる設定ではなく、必要な時だけ呼び出す「スキル」という形にしたのかが議論され、コンテキストが長くなるほど設定ファイルの指示が効きにくくなる、という指摘が出た。もう一つの論点は名称そのもので、ADHDを持つ当事者からは、診断を受けていない人が気軽に「自分もADHDっぽい」と言うことへの違和感が示される一方、当事者同士でも、ADHDを「才能・賜物」と捉える立場と、日常的な苦労や服薬が必要な「疾患」と捉える立場がぶつかり、単純な結論には至っていない。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「I-have-ADHD: A skill to stop your coding agent from burying the answer」より抜粋・要約して構成しています。






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