「米国の援助なければソ連は勝てなかった」海外史学系スレで激論
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4chanの史学系板/his/に立った「もしああなっていたらどうなっていたか」という空想スレでは、序盤にナチスドイツが戦争に勝った場合を想像するレスが出たが、途中から話題は独ソ戦の実際の歴史に移った。焦点になったのは、アメリカのレンドリース援助がなければソ連はドイツに勝てなかったのか、という点だ。受け取った自動車や航空機、鉄道資材の具体的な数字を挙げて援助の重要性を主張するレスと、公開されたアメリカ軍の文書を根拠に「ソ連は援助がなくても勝っていた、ただし数年長くかかっただろう」と反論するレスがぶつかり合い、最後まで決着のつかない論争になった。
ドイツ本国は経済も建築も驚異的な発展を遂げていただろう。旧ソ連の領土はスラヴ人を一掃した巨大な資源採掘地になっていたはずだ。
ドイツが戦争に負けない世界というのはなかなか想像しづらいな。
そうだけど、スレ主が聞いてるのはそこじゃない
アメリカが参戦しなければ、イギリスもソ連もドイツ本土には近づけなかったはずだ。
どうなっていたかは、そこに至る経緯次第だ。
>>8
そうとも言えない。アメリカ人はこの説が好きみたいだけど、今では公開されたアメリカ側の文書自体が『ソ連は勝っていた、ただしあと3年ほど長くかかった』としている。
レンドリース、アメリカによるドイツ工場への空爆、西部戦線の開設がなければ、ソ連がベルリンに到達することは絶対になかった。
>レンドリース、空爆、西部戦線がなければソ連はベルリンに到達できなかった
きれいな話だね、君がそれで満足できるのは分かるけど、事実ではない。当時のアメリカ軍の文書を見てもそれは明らかだ。
スターリン自身が『アメリカの支援はソ連の生存に不可欠ではなかった』という主張を否定している
>スターリン自身が『アメリカの支援は不可欠ではなかった』という主張を否定している
していない。ただ、スターリンが外交上の建前で言った『支援には感謝する、ただし代金は払わないけどね』的な発言を、『スターリン自身がアメリカの支援は必要だったと認めた』にすり替える不誠実な連中がいるだけだ。
自分の思い込みを繰り返すだけじゃダメだ。
ソ連の自動車の33%、航空機の18%、新造鉄道資材の92%、アルミの50%、銅の80%、爆発物の3分の1、航空燃料の57%――これらがなければバグラチオン作戦などあり得なかった。レンドリースは41年の損失を埋め合わせ、44年の決定的勝利を後押しした重要な支援だった。それがなければ『火星作戦』のような失敗を何度も繰り返していたはずだ。
>バグラチオン作戦などあり得なかった
アメリカ軍の文書によれば?期間が2倍以上になり、準備にさらに9ヶ月かかった、という話だが。
『戦争が長引く』をどうして『負ける』と解釈したんだ?ドイツ側はもっと悲惨な状況で、1942年以降は主要な攻勢能力を失っていた(クルスクは局地的な攻勢に過ぎない)し、総力防衛に回るしかなかった。
>エストニアはそのままフィンランドに譲渡されたかもしれない
それよりも、エストニア人がフィンランドに送られて、フィンランドの取り分となったロシア領の植民に使われた可能性の方が高い。
恐ろしくて、何も考えていない帝国。
この話題の背景と論点
この論争は実際の歴史学でも続くテーマだ。ソ連時代は自力での勝利を強調する公式史観が強かった一方、冷戦後に公開された資料や当時の米英の記録では、レンドリースが自動車・航空機・鉄道資材・燃料などソ連の物資の多くを占めていたことが示されている。スレで挙げられた「自動車の33%」「航空燃料の57%」といった数字も、こうした資料に基づく一般的な推計に近い。ただし「援助がなければ負けていた」という主張と「援助がなくても勝っていたが数年長くかかった」という主張は、どちらも一方的な単純化であり、研究者の間でも評価が分かれている。独ソ戦を単純な二国間の戦いとして捉えると、米国の後方支援の規模を見落としやすい点は、日本の読者にも馴染みの薄い視点だろう。
※本記事は海外掲示板 4chan /his/ (History) のスレッド「What would it have been like?」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






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