止まらない政治スパムSMS、米国エンジニアたちが対策を語る
姉妹サイトの新着
Hacker Newsで、選挙期間中に急増する政治キャンペーンのSMSスパムをめぐる投稿が盛り上がっていた。米国では電話勧誘を規制するTCPA(電話消費者保護法)があるものの、政治的なメッセージは適用除外になっており、迷惑電話・迷惑SMSが事実上止められない状態にある。スレでは「STOP」と返信する対処法の効果について意見が真っ二つに割れ、効いたという報告と、結局別の送信リストに移されるだけという報告が並んだ。さらにiPhoneとGoogle Pixelのスパム判定精度の違いや、EUのGDPRとの比較も話題になった。
スパムテキストを誰か止めてくれ
出典: notes.npilk.com / 元記事はこちら
実際にSTOPを何度も返信してきたが、政治的なテキストはその番号からは本当に止まる(他のコメントで愚痴ってるのでそっちも見てほしい)。もちろん詐欺師相手にやったらあなたの言う通りになる。
親しい相手でない限り、メールの「配信停止」リンクは絶対にクリックしないよう友人や家族に伝えている。スパムメールのリンクをクリックさせる方向に話が進んだのか理解できない。
どこで読んだか忘れたが、STOPはキャリア側で処理されて、その送信者からの今後のメッセージを完全にブロックする仕組みだと読んだ記憶がある。勘違いかもしれないが。
Google Pixelを使っているが、今の選挙に関連するテキストメッセージに圧倒されている。電話の方だけは何とかちゃんと処理されているが……
iOSには電話についてはそういう機能があるが、それでも手動で消さないといけない通知が残る。何も知らせない設定が欲しい。
そう、政治スパムは……スパムではないことになっている。今年は自分が見た中で最悪だ。これまでに何百件も来ている。
本当の解決策は、懲罰的なスパム規制の法律だ。同じ番号を10年使っているが、最後にスパムテキストを受け取ったのがいつか覚えていないくらいだ。
1回線あたり1日4件来て、自分は2回線持っている。どれも同じ台本の微妙なバリエーションで、ボイスメールは全部AIで、たまに混乱して同じことを繰り返す。
知らない発信者をスクリーニングする設定にすればいい。連絡先にない番号からの電話は、すべてボイスメールに回すか、完全にブロックされる。
一部の人には効くかもしれないが、多くの人に効くかはわからない。主治医からのテキストがいろいろな番号から来るので、結局その箱を見ないといけなくなって自分には無理だった。
iOSだと、不明な送信者からのバッジ通知はまだ来る。なぜかこれをオフにする方法が無いと思う。
それは米国でも法律上はそうなっている。事業関係が事前に無い限り、企業個人問わず携帯電話への接触はTCPA違反で違法。ただ実際には執行されていないので……
まず本文に『Stop2End』が含まれているか確認する。次に送信者が連絡先に入っているか確認する。連絡先にいる人が『Stop2End』という文言を含むメッセージを送ってくる可能性なんてあるのか? よほど変わった友人を持っているんだな。
『政治テキストを止めろ』という住民投票の提案は今まであったのだろうか?
有権者登録のときに電話番号を提供したことはないか? 自分は一度それをやってしまい、民主党・共和党両方から何十ものテキストリストに追加された。普通の情報漏洩ではこんな問題は起きたことがない。
そう、実際それが自分が受け取っているテキストのほぼすべてだ。いろいろな調査(投票)のテキストばかり。
他サイトの新着
20年以上同じ番号を使っているが、日常的に1日2〜3件来る。あなたは運がいいよ……
返信すると、その番号がアクティブだと相手に伝えるだけだと思う。間違っているかもしれないけど。
米国では商業・政治のテキスト送信者に対してはかなりのFCC規制がある。詐欺師に対しては当然意味がないが。もう人々がその違いを見分けられなくなっている時代の表れかもしれない。
テキストの洪水が止まったのは『STOP』と返信したからか、それとも単に選挙期間が終わったからか? 数ヶ月かかったのなら、後者だと思う。
スパムはその選挙が終わった後もずっと続いた。片付くまでどのくらいかかったかは覚えていないが、自分の番号を手に入れた各キャンペーンはEND/STOPの要求を実際に尊重してくれて、最終的には拡散に追いつけるようになった。
SMSで政治的なテキストが来るというのは、本当に奇妙だ。ここヨーロッパでは、人生で政治テキストを一通も受け取ったことがない(ゼロ件)。
特に重要でも接戦でもない地域に住んでいるのに、1日10件以上来ている。参考データとして。
結局また次の選挙サイクル用の別のリストに載るだけだ。マーケターの仕業で、STOPへの返信を尊重する義務は誰にもなく、STOPの返信自体がまた一つのデータポイントになるだけだ。
実際にはテキストに関するFCC規制はかなりある。例えばこれを参照: https://docs.fcc.gov/public/attachments/FCC-24-24A1.txt
次のサイクルどころではなく、STOPや配信停止と言うと、政治スパムのメーリングリストのシステムが、常に抱えている8〜10人の候補者リストに新しい候補者を追加するだけのようだ。
この話題の背景と論点
米国では「電話消費者保護法(TCPA)」が無承諾の勧誘電話・SMSを原則禁止しているが、選挙運動用のメッセージは政治活動として適用除外されており、これが「政治テキストだけ止まらない」という不満の根っこにある。スレ内で意見が割れたのは「STOPへの返信は効くか」という一点で、個別の送信者には効くという報告と、単に別のリストに移されるだけという報告が併存しており、どちらが正しいかはFCCの規制文書を読んでも実務上はっきりしない。また、EUのGDPRでは番号の無断利用自体が違法で削除請求権もあるため、欧州ユーザーが「政治SMSを一生受け取ったことがない」と驚く一方、米国側は執行の緩さを自覚している。iPhoneとPixelでスパム判定の精度に差があるという報告も出ているが、これは個人の体感であり、統計的な比較調査がある話ではない点は留意したい。
※本記事は海外掲示板 Hacker News のスレッド「Somebody please stop the spam texts」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。






まだコメントはありません。