話題
2026年9月22日
NASA/ESAの火星サンプル回収計画が中止 中国・日本の動向に注目集まる
NASAとESAが共同で進めてきた「火星サンプルリターン」計画が中止されたと報じる記事が、海外掲示板Hacker Newsで話題になっていた。元記事自体は2026年1月付だが、投稿者が改めて取り上げたことで議論が広がった。焦点になったのは、探査車Perseveranceが火星表面に置いたままにしているサンプルを誰がどう回収するのかという点。中国が2028年打ち上げ予定の火星サンプルリターン計画を進めていることや、日本の火星衛星探査計画(MMX)が来月フォボスへ打ち上げられることも話題に上り、予算をめぐる意見の対立も見られた。
NASAとESAの火星サンプルリターン計画が中止に
出典: science.org / 元記事はこちら
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海外の名無しさん
2026-09-21 19:44
この記事は最後の方でさらっとしか触れていないが、中国も並行してプログラムを進めていて、最近月からのサンプル持ち帰りに成功している。火星サンプルリターンも2028年打ち上げで狙っている。https://en.wikipedia.org/wiki/Tianwen-3
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海外の名無しさん
2026-09-21 19:50
>>2 これから科学研究に関わりたいなら、そろそろ中国語を勉強し始めた方がいいかもね。アメリカはソ連と同じ道を辿っていて、政治将校がイデオロギーに合わない科学を潰していく感じになりつつある。https://arstechnica.com/science/2026/09/trump-planning-to-ha…
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海外の名無しさん
2026-09-21 19:57
>>2 ただ、NASA/ESAのMSRの方が質はずっと高かったんだよね。M2020ローバーはわざわざ科学的価値の高いサンプルを選んで採取していた。中国の回収ミッションは着陸地点で見つかったものしか持ち帰れない。
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海外の名無しさん
2026-09-21 20:00
>>2 NASAが『最初にやる』ことを諦めた、というより単純な話で、儲けにならないと判断されたんだと思う。他のすでに打ち切られた科学研究と同じで、トランプ政権にとってはやる価値がないってことなんだろう。
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海外の名無しさん
2026-09-21 19:49
Perseveranceにコアを掘削させておいて、それをただ地面に置いたまま、いつ来るかも分からない将来のミッションに回収を任せるという発想が、正直よく理解できない。
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海外の名無しさん
2026-09-21 20:02
>>4 Perseveranceには、地面に置く前にサンプルを分析する機器がちゃんと搭載されているよ、念のため。
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海外の名無しさん
2026-09-21 20:30
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は100億ドルの値札が付いていたのに、なぜ当時は『高すぎる』と言われなかったんだろう?
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海外の名無しさん
2026-09-21 20:34
>>5 JWSTはすでに建造が始まってからコストが膨らんだから、サンクコストが働いたんだよ。MSRはまだ計画段階で打ち切られた。
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海外の名無しさん
2026-09-21 20:12
元々の計画は別のローバーを着陸させて、各サンプルまで走って回収する、というものだったはず。Ingenuityの成功を踏まえて、今後の計画では回収にヘリコプターを使う案も検討してほしい。サンプルカプセルは3オンス(約85g)以下の重さらしい。
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海外の名無しさん
2026-09-21 20:23
日本の『火星衛星探査計画(MMX)』が来月フォボスに向けて打ち上げられて、サンプルリターンをやる予定。火星からフォボスにサンプルを運んで、後でフォボス上で回収するミッションって、どれくらい難しいんだろう?
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海外の名無しさん
2026-09-21 19:57
その記事、2026年1月6日付だよ。なんで今になって話題になってるのか分からない。
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海外の名無しさん
2026-09-21 20:24
>>8 自分は今日読んで面白いと思った。ミッションが中止になってたこと自体知らなかったし。
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海外の名無しさん
2026-09-21 19:52
Howtownが数週間前にこの件についての動画を出してたよ。https://www.youtube.com/watch?v=zvCgC1yA7_w
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海外の名無しさん
2026-09-21 20:09
良くも悪くも、そう遠くないうちに月や近隣の惑星での鉱物・水資源を狙った民間の探査が、それなりの規模で(相対的にだけど)始まるだろうね。
12
海外の名無しさん
2026-09-21 19:40
義理の兄(JPL勤務)が8月にこの件を教えてくれた。大きな残念な話だけど、いつかは地球に戻ってくるはずだと請け合ってた……ただし、しばらくは向こうに置きっぱなしになるだろうけど。
13
海外の名無しさん
2026-09-21 19:51
予想だけど、トランプ色の強くなった新しいNASAは、ヨーロッパ抜きでこれをやりたがってるんじゃないかな。
31
海外の名無しさん
2026-09-21 20:18
>>13 その通り。政権は先週フランスで開かれた国際宇宙サミットに、国際協力案件だからという理由でアメリカの宇宙企業に参加しないよう警告していた。NASAは出席したけど。
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海外の名無しさん
2026-09-21 19:58
>>13 ジャレッド・アイザックマンの性格を考えると、MSRを戦わずに終わらせはしないと思う。NASAがRocket LabのMSR案を検討しても驚かない。以前かなり低コストな提案を出していたから。
15
海外の名無しさん
2026-09-21 20:20
宇宙人だ! そう思わせてくれ、じゃないとただの残念な話で終わっちゃうから。
16
海外の名無しさん
2026-09-21 19:45
本当にがっかりだ。他の惑星で生命の痕跡に一番近づいた発見なのに、アメリカはそれを持ち帰るために予算の0.5%すら割こうとしない。
33
海外の名無しさん
2026-09-21 20:08
>>16 ヨーロッパはもっとひどいよ。恥ずかしい話。
34
海外の名無しさん
2026-09-21 19:47
>>16 それ、単独の裁量的支出としては予算のかなり大きな割合になるよ。
35
海外の名無しさん
2026-09-21 19:53
>>16 『どのプログラムも連邦予算の0.001%しかないから削れない』って言い出したら、何も削れなくなる。それはケチすぎるという話になる。
20
海外の名無しさん
2026-09-21 19:53
>>2 科学界としては、誰が持ち帰るかはそこまで気にしてなくて、とにかく誰かがやって世界と共有してくれるかどうかが重要なんだと思う。
21
海外の名無しさん
2026-09-21 19:47
>>2 『NASAが最初にやることを諦めただけ』というより、火星の方から届けてくれることもある。https://www.nytimes.com/2026/09/20/arts/who-owns-this-chunk-…
23
海外の名無しさん
2026-09-21 20:19
>>3 地球圏外への打ち上げ自体は、実はそこまで少なくない[1]。MSRは復活と中止を繰り返してきた長い歴史がある。[1] https://spacestatsonline.com/launches/beo
41
海外の名無しさん
2026-09-21 20:20
>>18 中国の成功を、わざわざアメリカの衰退という文脈で語る必要があるのかな。アメリカ国外の人が皆、月面着陸をアメリカの黒歴史みたいに見てると思う?『レース』という枠組みで語るのが、NASAの予算獲得のために人々を巻き込むのに都合がいいのは分かる。でも、それ以上のことは分かっているべきだと思う。
56
海外の名無しさん
2026-09-21 20:25
>>41 『アメリカ国外の人が皆、月面着陸を黒歴史のように見ていると思う?』 旧ソ連の人たちはそう見ているかもしれない……
42
海外の名無しさん
2026-09-21 20:22
>>18 『イデオロギーに合わない科学を政治将校が潰す』というのは、中国もやってるよ。ただ、報道自体も潰されるから、こっちには伝わってこないだけ。
58
海外の名無しさん
2026-09-21 20:26
>>42 その『潰されたという報道』を報じる責任がある人たちも、すでに潰されてしまっている。
53
海外の名無しさん
2026-09-21 19:49
>>34 補足すると、NASA全体予算の0.5%という意味で言った。今は0.33%。2002年は0.72%だった。
63
海外の名無しさん
2026-09-21 20:21
>>53 記事によれば110億ドルらしい。それはさすがにばかげてる。
この話題の背景と論点
火星サンプルリターン(MSR)は、探査車Perseveranceが2021年以降に採取・保管してきた岩石コアを地球へ持ち帰るための計画で、当初は別の着陸機やヘリコプターによる回収案が検討されていた。総額見積もりが110億ドル規模に膨らんだことが記事内でも触れられており、レスの中では計画段階での中止という点でジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(建造開始後にコスト超過が発覚し継続された)との違いが指摘されている。議論が割れたのは「中止の理由」で、予算配分の優先順位の問題とする見方と、コスト管理そのものの失敗とする見方が併存していた。なお、MSRは過去にも計画の見直しと復活を繰り返してきた経緯があり、レスにもある通りRocket Lab案などの形で継続が模索される可能性もある。中国の代替計画(Tianwen-3、2028年打ち上げ予定)は、Perseveranceのように科学的価値の高い試料を選んで採取する方式ではなく、着陸地点周辺のものに限られる点で性質が異なる。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「The NASA/ESA Mars Sample Return mission has been canceled」より抜粋・要約して構成しています。
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