HNのランキングはなぜ下がる 13年前の分析記事に著者本人が降臨
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Hacker Newsで、サイトの順位付けアルゴリズムを解説した2013年の記事が13年越しに再び話題になった。投稿のスコアは票数を経過時間で減衰させて計算され、コメント数が票数に比べて多すぎる「賛否が割れた(controversial)」投稿は意図的に順位を下げられること、arstechnica.comなど一部のドメインには自動でペナルティがかかることなどを分析した内容だ。スレッドには筆者のkens氏本人も現れ、「なぜ13年後の今このタイミングで再浮上したのか分からない」とコメント。読者の間では、このペナルティ制度の狙いが「炎上の抑制」なのか「サイトの見え方の管理」なのかで見方が分かれたほか、投票操作の存在を疑う声や、アルゴリズムを介さない時系列表示サイト「brutalist.report」を薦める声も上がった。
「Hacker News のランキングの仕組み――スコアリング、"controversial"判定、ペナルティ」(2013年)
出典: righto.com / 元記事はこちら
運営がペナルティを科す口実にするためでしょ、間違いなく。
すごく面白かったです 🙂
今でも十分通用する内容。すごく興味深いテーマだね。
HNはもうとっくに『言い争いの多い掲示板』だと思われてるよ。もしこの『賛否比率ルール』がなかったら、と想像してみて。ちなみに自分の場合、BlueskyやTwitterでも同じことが効果的だと感じる。賛否が割れて炎上したスレッドは、大抵は熱量ばかりで中身が薄い。
建前としては、面白さを保つことでサイトを守るのが目的、ということになってるはず(あくまで建前として)。dangのリンクによると――好奇心と繰り返し投稿について、返信の重み下げについて、とのこと。
『語られる内容のコントロール』ってことだね
自分が投稿したこのスレを見てほしい。一度はフロントページの上位まで上がったのに、その日の他のどの投稿よりも票数もコメント数も多かったのに、なぜか3ページ目くらいまで下がっていった。
IDScanの運転免許証情報流出に関する投稿の推移を見てみるといい。アメリカ東海岸の夜が明けたあとは、あまり長くフロントページに残らない。
単に『コメントが多い』だけじゃなくて、『票数に対してコメントが多すぎる』かどうかが基準になっている。完璧な指標じゃないと思う人もいるだろうけど、実際にはかなりうまく機能していると思う。票数の割にコメントがやたら多い投稿を見ると、9割以上は炎上の巣になっている。
どうしてそう結論づけたの?純粋に気になる。
そこまで複雑にはなってないと思う。多少調整された程度で、根本のシステムは今もかなりシンプルなんじゃないかな。
dangたちのチームも、今頃は新しい分類器か何かで『ホットさ』を判定してたりして(笑)
『支払われた金額が1万ドルを超えたらフロントページに即掲載』みたいなコードが仕込まれてたりして。
それって、showdeadをオンにして/newestを見るのと何が違うの?
自分の目にはそれもアルゴリズム的に見える。時系列を逆順に並べつつ、票数のしきい値みたいなものがあるんじゃないかな(?)。通常のHNの順位と票数には相関があるし。
そのサイトは面白いけど、記事やコメントの要約が付いていたらもっと便利になりそう。ただ、それをやるとホスティング費用がかなり跳ね上がりそうだけど。
『交流量の最大化が設計目標ではないことが分かる。でなければcontroversialな投稿はそのまま残るはず』とのことだけど――自分が思うに、人手によるモデレーションが少なめのフロントページも別に存在していて、それをデフォルトと比べてみるのも面白い。どちらにもそれぞれの良さがある。
面白いことに、自分はそうは感じてなかった(この皮肉には気づいてるけど笑)。自分の中では、HNは『いがみ合ったらすぐに、お互い一歩引いて敬意を持とう』と諭してくる場所、というイメージだった。
そうそう。特にコメントのランキングでそれが顕著。
自分も独自に同じ結論に達した。ある種のcontroversialな話題についてのコメントが、じわじわと票を集めたと思ったら、急に2票か4票一気に減ることに気づいたから。最初はモデレーターが二重カウントの投票権でも持ってるのかと思ったけど(やあCowboy Neal!)、そのうち『2票じゃなく4票連続で減ることもある』と気づいて、単なる偶然じゃないと分かった。
より高性能なbotと、システムを出し抜こうとする動機がさらに増えている、ということだと思う。
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それについて、定量的な分析を見たことある?
さすがに冗談だよね?
だから言ったでしょ、自分が言ってるサイトを使っていればそんなことにはならないって。
でも明らかに何らかの取捨選択が働いている、HNの投稿を全部載せているわけじゃないんだから。何を表示しないかはどうやって決まってるの?
票数のしきい値があるとしても、それは結局HNのアルゴリズムに大きく左右されているはず。フロントページに載るかどうかが、投稿がどれだけ票を集めるかを左右する一番の要因なんだから。
同じことをもう一度言っても、それが正しくなるわけじゃない。
そもそもHNの投稿自体、宇宙のランダムさから自然発生するわけじゃないしね。
いや、発生するとも言えるよ。ちょっと手順が多いだけで。カール・セーガンの名言を思い出して――『もしAIについてゼロから文句を言いたいなら、まず宇宙を創造しないといけない』ってやつ。
この話題の背景と論点
Hacker Newsのランキングは、票数を経過時間で減衰させる古典的な「gravity」方式のスコアに基づいており、2013年当時からKen Shirriff氏(righto.com)がリバースエンジニアリングでその挙動を分析し公開していた。運営が導入している「controversial」判定は、票数に対してコメント数が異常に多い投稿を検知して順位を下げる仕組みで、炎上系の投稿がトップページを占有するのを防ぐ狙いがあるとされる。スレッドでは、この仕組みが単純な「炎上防止」なのか、それとも「サイトの見え方を管理するための編集的な介入」なのかで意見が分かれた。また一部のニュースサイトのドメインに自動でペナルティが課されているという分析について、YCの出資先であるeasypostも対象に含まれていた点は、運営による依怙贔屓を疑う声への反証として挙げられている。なお、HNには公式アルゴリズムを経由しない「/active」ページや、外部の時系列順ビューアサイトも存在しており、アルゴリズムの影響を受けにくい閲覧方法を好むユーザーも一定数いる。
※本記事は5ch(Hacker News)スレッド「How Hacker News ranking works: scoring, controversy, and penalties」より抜粋・要約して構成しています。






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