【海外の反応】「今読むのがつらい本」に文学好きが続々回答
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海外掲示板4chanの文学板(/lit/)に「今、読むのがつらい本は?」というスレッドが立ち、多くの利用者が今まさに苦戦している本を次々に挙げた。『ロビンソン・クルーソー』は終盤の水増し感、デイヴィッド・フォスター・ウォレスの遺作『ザ・ペイル・キング』、火星のテラフォーミングを描くはずが政治色の強さに戸惑う『レッド・マーズ』など、期待と実際の内容のギャップを語る声が目立った。カルヴィーノの仕掛けに飽きたという声や、『その日暮らしのゾルバ』を一本調子と評する声に対し、映画の印象だけが独り歩きしているという指摘も上がり、同じ作品でも受け止め方が分かれた。
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この話題の背景と論点
『ザ・ペイル・キング』はデイヴィッド・フォスター・ウォレスが没後に未完のまま出版された作品で、退屈な国税庁職員の日常を通じて「退屈さ」そのものを描く狙いがあり、読んでいて疲れるという感想はある意味で作品の意図通りとも言える。『レッド・マーズ』はキム・スタンリー・ロビンソンによる火星三部作の第一作で、テラフォーミングのハードSFという側面に加え、地球の民族・宗教対立が火星に持ち込まれる政治劇としての側面も強く、期待と内容のズレが起きやすい構成になっている。『その日暮らしのゾルバ』は1964年の映画化と劇中の「ゾルバのダンス」が有名になりすぎたことで、原作小説自体の評価が霞んでいるとしばしば語られる作品でもある。スレでの意見の分かれ目は、作品が「意図的に単調・退屈」なのか、単に読み手に合わなかっただけなのかという線引きだった。
※本記事は海外掲示板 4chan /lit/ (Literature) のスレッド「Which book are you suffering through right now?」から抜粋し、編集部で日本語に意訳したものです。訳文の責任は当サイトにあります。









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